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【A.ランゲ&ゾーネ・オデュッセウス】それはラグスポの新たな地平線か?

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 腕時計好きなら一度は使ってみたいメゾン…それが「A.ランゲ&ゾーネ」ではないでしょうか?ちなみにドイツ語が第二外国語だった私の記憶では、「ランゲ・ウント・ザェネ」っぽい発音になると思います。

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 ランゲの時計を見れば、まずはその美麗な外見に深く魅了されます。さらには、長い歴史に支えられた圧倒的な技術力に対して、憧憬を越えたある種の畏怖を感じるでしょう。例えば、実物を拝見するために私も何度かブティックに伺ったことがありますが、ただの一度も腕にはめたことが(乗せたことすら)ないのです。余りの存在感に圧倒されてしまって、おずおずと手に取るのが精一杯でした。ブティックのスタッフさんと話をしても「す、凄いですね…」しか言えない私。小さな時計に完全に気圧されてしまいました(;´∀`)

 そもそも、私みたいなニワカな時計好きがおいそれと語って良いものではないかもしれません。うん、軽口は止めとこう…(;´Д`)

 まぁ、「いつかはランゲを我が左腕に!」なんていう無謀な目標も、私の日々の歩みを後押ししてくれるモチベーションになるはずです。そうだ!心にそっと思ってるだけならバチは当たらないはずなのだ。

 まず、デザイナーの端くれとして思うのは、何をどうすればこんなに荘厳なメカニズムが作れるのだろう…という素直な印象です。

 これはドイツの時計に共通する特徴ですが、宝石のように美しいランゲのドレスウォッチであっても、極限までシンプルなバウハウス系デザイン同様に、「機能が形態を生み出している」のです。これは実物の「ランゲ1」を見た瞬間に理解できたことです。

 つまり、華美に見えるギョーシェにも、複雑に配置された各種機能にも、それらには「そこにそうしてあるべき根拠」が備わっているのです。恐らくは、最も美しく優れたデザインが最初にあって、そのゴールに向かってオリジナルのムーブメントを作り、針を削り、史上最高の仕上げを施すのでしょう。

世界の腕時計No.134 (ワールド・ムック 1163)

世界の腕時計No.134 (ワールド・ムック 1163)

  • 発売日: 2017/12/08
  • メディア: ムック

 実際のところ、それは簡単には達成できない難業です。明確過ぎるゴール設定に向かって全てのスタッフが妥協のない仕事をしなければなりません。最高峰の美しさを誇るムーブメントをちらりとでも覗けば、部品に施された加工が尋常ではないと解るはずです。

「ドイツのパテック」はどこで聴いたフレーズか…恐らくどこかのブティックで立ち話をしていたときだと思うのですが、私の…あくまで私自身の考えを述べるなら、時計として「ドキドキ」したのはパテックよりむしろランゲの方でした。

 以前、私が見せてもらったのはノーチラスでしたが、ノーチラスを貴族の舞踏会で一番人気の高嶺の花に例えるなら、ランゲ1はそもそも触れてはいけない妖精のようでした。それくらいに世離れした時計…メゾンだというのが、私の持っていたランゲに対する印象だったのです。高級メゾンの中でも特に「格別」だと考えてきました。

 しかし、私は忘れていたのです。「A.ランゲ&ゾーネ」が伝統にあぐらをかいただけの古臭いメゾンではないということを…

 そんなランゲが本気出してラグジュアリースポーツを作っていました。何かもう凄すぎて、下々まで情報が来ないんですが…いや、こりゃ凄い!そして感じる新境地!

オデュッセウス

ODYSSEUS(Ref. 363.179)

キャリバー L155.1

ケース ステンレススチール

ホワイトゴールド

直径:40.5 mm、高さ:11.1 mm

 何だろう、私の理想の時計がここに(笑)私が「新境地」と申しましたのは、この「オデュッセウス」の第一印象に、「60歳越えても似合うラグスポの初登場かもしれん!」と思ったからです。若さと落ち着きが同居する絶妙なバランス。荘厳過ぎる時計を作ってきたランゲにしてみれば異色の軽薄さを持つ時計ですが、これで一気に「ランゲええやん!」という層を広げる可能性を感じます。

 このインデックス!この一部品だけでとてつもなくラグジュアリーです。土台のレコードパターンが細かすぎて泣けてきますね( ;∀;)

 これはもはや単なる時計のダイアルじゃないですね。これは建築です。都市計画と言っても良い。時計のサイズ感を越えた広がりを感じます。こんなにキレイなスモセコも見たことないですよ。

 キャリバー L155.1。自動巻きとしては標準的な性能ですが、ずっと見ていられるほどの仕上げの美しさ。これ自体がまるで一種の宝石のようです。

 近年の「ラグスポ・ベビーブーム」を振り返れば、それは流行の名を借りた「大喜利」ではなかったかと思います。「ラグスポとかけて~」…うん。「ベゼルネジ止めと解く~」…そのこころは?みたいな感じです。

 これは恐らく、業界を活性化させる役割としてはなかなか良かったんじゃないかなぁ~と思います。ランゲが元々持っていた技術的な革新性(トリプル・ラトラパンテとかね)をラグスポというフィールドで昇華させることができた。その一つの答えがこの「オデュッセウス」だと思うのです。なんせ、ランゲ初の防水時計ですから。このご時世で「初防水」っていうのも、ランゲというブランドの凄みかもしれませんねぇ(笑)

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