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腕時計は嫌いが好きのはじまり

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以前はそれほどでもなかったのですが、ここ3年くらいでしょうか…嫌いだった特定の腕時計のことを翻って好きなるケースが大幅に増えました。最近で言いますと…まずは「コルム」さんの時計。「アドミラル」とか、今めちゃめちゃ欲しい一本です。

ですが、最初に「アドミラル」を見た印象は、私の中で最悪でした。ダサくて趣味が悪くて…考えるまでもなく「絶対に買うことはない」と決め付けていたほどです。

ところが、実物を見る機会がありまして、試着してみたらこれが「得も言われぬ法悦感」。冗談じゃなく、余りの衝撃に解脱しそうになりました(;´∀`)

コルムさんの「アドミラル」といえば、インデックスが「国際信号旗」というふざけたナリの時計です。何かの雑誌で初めて見た時は「なんじゃこりゃ!?」でした。

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コルム アドミラル 38
出典:https://corumwatch.jp/

ところが実物を着けてみると、ホントに瞬時に理解できたのです。突飛なことをトコトンやり抜く格好良さ。そして突き抜けた先に獲得した唯一無二のラグジュアリー。その真価を理解できた自分を誇らしく思えるほど、私にとって「アドミラル」は、新しい世界の入口のように思えたのです。80万円近くもする腕時計ですから、軽々に「行っとくか!!」とはなりませんが、理解して好きになれたことだけでも、それは自分にとっては大きなできごとでした。

ちなみに「国際信号旗のインデックス」は、その昔「イエマ」さんでも見かけたデザインです。懐かしいところでは「レガッタ」「サンディエゴ」といったモデルが思い出されます。あれも今の感覚で受け止めたら、格好良いのかもしれんなぁ(*´∇`*)

大きさの異なる3つの穴を重ねてダイアルに穿った「ゼニス」さんの「エルプリメロ クロノマスター」も苦手な時計でした。初めて実物にお目にかかった際は、オープンハートにするにしても他にもっと格好良い穴の空け方があるやろ!!というのが私の偽らざる印象でした。他にも、何とも言えず評価しづらいデザインバランス。6時位置のインダイアルまでもがオープンハートの犠牲になって欠けているのを見ると、なぜだかとても忍びない気持ちになったものです。

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ゼニス クロノマスター エル・プリメロ オープン
出典:https://www.zenith-watches.com/ja_jp/

ところがこれも、今は「凄く欲しい」心境に変わりました。理由はあるやらないやら。う~ん…強いて言うなら、格好悪いのが格好良いと思えるようになった…ってことでしょうか。ここに来てようやく、ゼニスさんの仕掛けたデザイン的な「外しギミック」の味が解るようになったのかもしれません。縁(お金?)があったら行っちゃうかも??

これまた自分自身、全く説明できないので申し訳ないのですが、今一番手に入れたい時計を聞かれたら…「オメガ」さんの「コンステレーション」だと答えるかもしれません。ですがこの時計も、思えば極々最近まで私の「物欲のレーダー網」に引っ掛かることはありませんでした。

苦手だなぁ~と感じていた理由は明白でした。「女性用の時計にしか見えなかった」からです。実際、私の周囲で「コンステレーション」を愛用している女性は何人かいましたが、男性の愛用者は終ぞ見たことがありません。

つい先日も、某所のオメガ正規店で妙齢のご婦人が「コンステレーション」を買い求める場面に出くわしました。確かに、女性のたおやかな腕に巻かれるのが如何にも似合うデザインです。

そんなこんなで「コンステレーション」=「女性(マダム)」の図式に縛られ続けてきた私ですが、御存知の通り、立派なメンズも存在するコレクションなのでして。

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オメガ コンステレーション コーアクシャル マスター クロノメーター 39mm
出典:https://www.omegawatches.jp/

手元に所蔵の1990年代の腕時計カタログでも、堂々と表紙を飾るメンズの「コンステレーション」。ベゼルに4つの爪が採用されたのは1982年の「マンハッタン」からだそうですが、1952年の初代モデルから数えて、脈々と歴史を積み重ねてきたコレクションなのです。にしては、コレクターの興味はイマイチな印象…(;´∀`)

ところが、ラグスポブームも落ち着いてきた昨今、よくよく考えたら「コンステレーションって、ラグスポのデザイン要素全部入りやん!!」と思えてきまして。気付いてしまったらもうオシマイ。女性っぽいと敬遠していたラグレスのベゼルも、アクセサリー風のブレスも、儚げなハンドとインデックスも…全部合わせて「今こそ手に入れたい時計の筆頭」に上がってきちゃったのです。

ここ数年のラグスポブームで、ラグジュアリーなデザインの時計に対する受容性が高まったのかもしれませんねぇ。

姫路発の回転焼き「御座候」。関西人なら一度ならず口にした和スイーツだと思います。温かいうちにホクホクしながら食べるのが一番旨いのは間違いありませんが、冷えてからもまた違った旨さが味わえます。

その際、冷えた回転焼きを両手に挟んで「ギュッ」と潰すと、あんと生地の密度が増して、これまた美味しく食べられるのです。あぁ…久しぶりに食いたいなぁ(*´∀`*)

でもって「ピアジェ」さんの「ポロ」に話は変わります。某雑誌で初めてその存在を目にしたとき、私は即座に「潰した回転焼き」を連想したのです。何か美味しそうだなぁ~と。

高級感漂う味がするであろう「ポロ焼き」ですが、自分がこれを身に着けたいかと聞かれたら…遠慮したいかなぁ~って感じでした。140万円の回転焼き…どんだけ美味でもいらんかなぁ~(;´Д`)

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ピアジェ ポロ 42mm
出典:https://www.piaget.com/jp-ja

ところがこれも、あるとき180度見る目が変わりました。ええやん!!140万円の回転焼き!!みたいな感じに。

きっかけはSNSの投稿でした。裕福な誰かさんの上げたリストショットに収まる「ポロ」は、普通の回転焼きではない、滅茶苦茶シブくて、滅茶苦茶ラグジュアリーな回転焼きに見えたのです。

不思議なもので、プロのカメラマンがプロのモデルを使って撮った「ポロ」よりも、一般の方が身に着けた「ポロ」の方が、はるかに物の善し悪しや本質を教えてくれました。そして、恋してしまった私…

行かなきゃ。絶対に見に行かなきゃ( ー`дー´)

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銀座「和光」さんにて実物と邂逅

いやぁ…可愛い!!可愛くて食べちゃいたい時計でした(*´∇`*)

ところで「ピアジェ」さんと言えば「極薄ムーブメント」ですよね。「ポロ」に搭載される自動巻きはローター込みの厚さが4mm。ETAの2892A2より少し分厚いくらいなので「ピアジェ」さん的には「分厚い」ムーブメントなのですが、それでも、視覚的な重厚感に反して、実際のケースの厚みは9.4mmしかありません。絶対に使いやすいっしょ!!

これは意外でしたが、試着するととても男性的な時計に感じました。丸っこいフォルムで薄型、しかもハイジュエラー「ピアジェ」さんですから、もっとフェミニンな時計のイメージがありましたが…良い意味で裏切られました。身に着けた方が100倍も素敵な時計の典型かもしれませんねぇ(*´∀`*)

嫌いどころか「大嫌い」だったのに、後に「大好き」になった時計もあります。何度か弊ブログでも書かせていただきましたが…その時計が「オメガ」さんの「スピードマスター オートマティックでございます。

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スピードマスター オートマティック(3510.50)

嫌いだった理由はこちらに詳しく書かせていただきました。

⇓⇓⇓

 要するに、ムーンウォッチじゃないくせに「ムーンウォッチ面」をしているのが気に入らなかったのです。何気に上手にシュリンクされ、デザインの完成度も無駄に高く「それやってしもたら、モノホンの立つ瀬がないやろ」としか思えなかったと言いますか…(;´∀`)

ゆえに「ムーンウォッチが買えない人のための救済」にしか見えず、そんな時計を出してくるオメガさんに対しても、一種の不信感を抱いていました(;´Д`)

ですが、年月を空けて使ってみると…これが凄くイイのです。廉価版には違いないのでしょうが、そもそもの使い所が異なるというか、ユーザーに与える満足感の種類もまるで違う時計であることが理解できたのです。

恐らく、ビジネスで使用するなら、小さくて自動巻きである「3510.50」の方が圧倒的に使いやすいはずです。まぁ「3570」「311」も、もちろんそれ以前のムーンウォッチも使ったことのない私なので、偉そうなことは言えません。ですが「3510.50」のコンセプトはむしろ今っぽいと言いますか…今こそ現行ムーンウォッチの「弟分」として復活させても面白いんじゃなかろうか、そんな風に思ったりもするのです。売れると思うなぁ~「掟破りの逆サソリ感」も半端ないけど(笑)

新日本プロレスで大暴れを続ける「鈴木軍」。その中で圧倒的な存在感を示し続ける「タイチ」選手がいます。私は当初、彼のチャラさやナルシストな部分が苦手でした。ジュニアヘビーで「ユニオーネ」だった頃、彼には「強さの説得力」も感じられず、あまり注目すべきレスラーには見えませんでした(;´∀`)

ところが…「嫌いなレスラー」として、斜に構えて試合を見ているにも係わらず、ある瞬間から私の見る目が変わったのです。時たま出してくる「全日本プロレス」というバックボーンを通じて、タイチ選手の「プロレスが大好き」がビシバシ伝わるようになったのです。

彼のムーブを介して味わうプロレスは、オフザケの中にも鬼気迫る緊張感が散りばめられて、今はもう、彼の手のひらの上で良いように踊らされるだけの私になってしまいました(笑)

タイチ選手のレスラーとしての成長が「説得力」を生み出し、その商品価値を爆上げしたことは間違いないでしょう。しかし、それを受容して理解できるだけの成長が、私の方にもあったはずなのです。それは腕時計にも同じことが言えます。

腕時計に対する趣味趣向の変化は、そのまま自分自身の変化であり、成長と捉えることができます。ほんの僅かな解釈の変化や、新たな価値観の出現が「大嫌い」「大好き」に変えることすらあるのです。

「愛」は形を変えるからこそ、不変であり続けることができるのだと思っています。年月や環境変化、結婚したり子供ができたり…そういう根源的な変化がもたらす「価値観の変異」が与える影響は小さくありません。

解らなかったことが解るようになり、嫌いだった「苦味」を好ましいと思えるようになる…そんな変化があってこそ、腕時計趣味という「小さな庭」をずっと愛でていられるのではないか…そんな風に思っています(*´∀`*)

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