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『レイモンド・ウェイル』『エドックス』などを取り扱う「ジーエムインターナショナル」は〝顔が見える輸入総代理店〟なのだ!!

腕時計喫茶-Wristwatch-Tearoom- | 『レイモンド・ウェイル』『エドックス』などを取り扱う「ジーエムインターナショナル」は〝顔が見える輸入総代理店〟なのだ!!

 ズルい… ズルいぞ東京ぉぉぉぉ!!!!… と言うことで(笑) 何がそんなにズルいのかと申しますと、そりゃあもう「イベントの数」ですよ。ズバリ「東京は腕時計イベントがめちゃめちゃ多い」のです。私のホームは元来「大阪」なわけですが、5年前の時点でも日本で二番目の都市とは思えないくらいの「埋め難い差」がありました。関西人としては歯軋りするしかありません… ギギギ

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ズルいぞ東京!! 関西の時計好きが嫉妬する『腕時計イベント格差』とは??

腕時計喫茶-Wristwatch-Tearoom- | 『レイモンド・ウェイル』『エドックス』などを取り扱う「ジーエムインターナショナル」は〝顔が見える輸入総代理店〟なのだ!!

 思えば私の「腕時計趣味人」としてのキャリアはそのほとんどを「関西圏」に依存してきました。関西で売っているものだけを中心に買うことで、私の「腕時計銀河」は形作られてきたのです。それはそれで楽しかったですし、私にとってはそれですら網羅には程遠い、広大な星の海でした。

 ところが… まさかですよね?? ホント、ありえないくらいの高齢で「単身赴任」を命じられ、すでに5年目の東京生活です。当然、唯一の心の拠り所である「腕時計趣味」も東京で同じ年数を迎えたわけで、大阪にいたら絶対に出会わなかったであろう時計たちとの邂逅も果たしました。そもそも「大阪に販売拠点がありませ~ん」ってなブランドが、それこそ幾らでも存在するからです。

 極めつけは東京で頻繁に開催される「腕時計イベント」。腕時計イベントなるものに関して言えば、大阪で3回かな?? ご招待いただいて参加した経験がありますが、お誘いの頻度は多くて1年に1回程度。

 どのイベントに参加しても借りてきた猫のように大人しい私でしたが、それもそのはず。東京に比べると大阪のそういう「ハイクラスイベント」でお見かけしたのは、大抵が「旦那衆」「いいとこのボン」… 要するに「お金持ち」だったからです。私みたいな一般人が参加して会話が成立するはずもなし。目の前で展開される夢のような取引、飛ぶように売れていく高級時計たちに圧倒されるだけでした。

 かたや東京はと言えば、買う買わない以前に「文化の学び舎」として「腕時計イベント」を開催しているように感じました。そうなのです!! うるさく「買え買え」と言わなくても、腕時計文化が深く浸透すれば押すまでもなく「腕時計は売れる」のです。あくまでも私が参加した腕時計イベントに限定した印象ですが、大阪のイベントは「即売会」で、東京のイベントは総じて「ファン育成」の性格が強かったように思います。

 ですから東京の場合、イベントに参加する方々のお立場も千差万別。確かにびっくりするようなお金持ちもいれば、私のような「平均的シトワイヤン」もいる。それでも会話ややりとりが成立するのは、イベントに参加した皆が「参加者としての責任」を自覚しているからではないかと思います。

 有益な情報を採取し、そこにいる時計ファンや関係者と正しい議論を成立させなければ時間が無駄になる… その辺りの「愛好家としての意識の高さ」が、東京での度重なるイベント開催を意義あるものにしているのではないかと、私はそんな風に考えています (*´ω`*)

積極的にカスタマーと交わる風変わりな「輸入総代理店」

 そもそも、販売店自身が代理店として時計を輸入しているのでもない限り、所謂「代理店」「消費者(カスタマー)」の間に頻繁な接触は起きません。ワタクシはそれこそが「消費者の『生の声』が開発に反映されにくい」或いは「タイムラグが発生する」最大の原因ではないかと思っています。これが改善されれば少しは減るはずなんですよ。「なんでコレにデイト付けたかな~!?」みたいに、熱心な腕時計好きが憤る場面は減るはずなんです。

 そんな中、積極的な消費者とのふれあいを通じて「腕時計熱を盛り上げたい!!」と真面目に取り組み、イベントにおける「有益な意見の交換」を何よりのご褒美と言って憚らない、そんな熱量過多、砂布巾好みの正規代理店さんが存在することをご存じでしょうか??
 
 それが株式会社「ジーエムインターナショナル(GM International Co., Ltd.)」さんでございます。消費者の立場で言えば、普通は接触の機会なんてゼロに等しいのが代理店です。ジーエムさんの面白いところは代理店が主業務でありながら消費者にフェイス・トゥ・フェイスのアプローチを試み、ガンガン「前に出るスタイル」を貫いているところです (*´∀`*)

行動力が光る「ジーエムインターナショナル」

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 実際、独自の販売拠点を持たないタイプの代理店さんであれば、取引先に対して扱っている商品を卸し、やりとりの過程でフィードバックを受けて今後の戦略に活かす… そんな感じでしょう。

 ところが「ジーエムインターナショナル」さんの場合は、イベントを通じて自らがカスタマーに「超接近戦」を仕掛けています。

 すでに様々なイベントにお呼びいただいて目の当たりにしましたが、取り扱っているブランドの時計に対する「責任感の強さ」で言えば、ジーエムさんのそれは「熱血」とも言えるレベルです。時計だけではない「大切なブランドを預かっている」という意識が代理店としてのプライドを支え、それが各ブランドのイメージにも良い影響を与えているように思います。

 もちろんそれは、ビジネスとして「売れなければ困る」からに他なりませんが、ジーエムさんの取り組みにはそこに「腕時計への深い愛情」も含まれているように見受けられます。愛ゆえに「手にとって欲しい」と願う。愛ゆえにカスタマーが発する「声」を無駄にしたくないと思う…

 実際これまでのジーエムさん主催イベントでも、取り扱いブランドに拘らない話題で何度も盛り上がりました。もちろん時計は売りたい、しかし、カスタマーとの関係性構築で「近道」「手抜き」をするつもりはない… これがイベントを通じて私が受け取ったジーエムさんからのメッセージです。

 愛のない販売店からは買いたくないと思っている消費者がほとんどである反面、愛のある販売店であれば自然と消費者の支持は集まります。気持ちの良い「購入体験」「購入後の良好な関係性」は購入者にとってある意味、腕時計本体以上に重要なものだからです。

 本来「一本もあれば十分」である腕時計を2本3本と買わせるには、売る側と買う側が同じマインドで「共鳴」する必要があります。消費者が腕時計を購入する窓口は販売店だとしても、そこに至るまでに商品価値を高め、消費者の「初動」に働きかけなければ、そもそも「新しい腕時計を買おう」とはなりませんからね。ジーエムさんの主催イベントの趣旨はまさにそこにあります。「体験型広報活動」と言えるかもしれません (*´∀`*)

 ちなみに今年は、こんな「面白い仕掛け」のイベントにも参加しました(笑)

時計修理体験で『もっと時計を好きになる』

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 ウォッチケースブランド『セリュー』代表でもある中澤氏主催のAWC(オールウォッチクラブ)が、ジーエムさんの全面協力のもとに開催した「とあるイベント」のハイライトが、腕時計好きなら誰もが胸踊る「時計修理体験」でした。

 参加者全員が揃いの法被ならぬ「揃いの白衣」で挑んだ時計修理。とは言えテンワを外したりネジを入れたりの初歩的な作業でしたが、恐らくは全ての参加者が時計の「神秘性」「生命力」に深い感銘を受けたのではないかと思います。知識経験ともに豊富なAWCの会員さんにしても、改めて時計の面白さを認識し直したのではないでしょうか(ちなみに私はネジを飛ばしまくりました。老眼がもう限界…)

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 ちなみに講師役を引き受けて下さった技術者の方は「時計の修理にそのお顔はいらんでしょ??」とツッコミたくなるくらいのグッドルッキング・ガイでした。時計界隈イケメン多過ぎやな(笑)

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AWC代表の中澤氏を中心に、皆さんこんな表情でした(笑)

 この日集められた参加者の半数以上が私の「知り合い」だったこともあり、気のおけない心地よさが印象的なイベントでしたが、それにしても、良くぞここまで「楽しい人」ばかりが集まるものだと(笑)。中澤さんのお人柄は言うに及ばず、ジーエム関係者の皆さんがとにかくフレンドリーであったことも、イベントの成功に繋がったのだと思います。実にホスピタリティー溢れる素敵な空間でした (*´∀`*)



「ジーエムインターナショナル」が取り扱う『代表的な4ブランド』

 そんな「一風変わった」代理店である「ジーエムインターナショナル」さんですが、正規代理店として取り扱っている「主なブランド」にもその傾向が見て取れます。代表的な「4つのブランド」を見ていきましょう (*´∀`*)

レイモンド・ウェイル(RAYMOND WEIL)

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RAYMOND WEIL の公式から

 1976年、時計職人「レイモンド・ウェイル」が創業。本拠地はスイスのジュネーブ。ラ・ショー・ド・フォンで組み立てられた個性的な時計を可能な限り抑えた価格で提供し続けています。

 発想の源泉は音楽と芸術。流れるようなメロディーを形にしたクラシックライン「MAESTRO(マエストロ)」。リズミカルで着ける喜びに溢れた「FREELANCER(フリーランサー)」。そして近年、飛躍的な支持を集め注目が集まるニュースタンダード「MILLESIME(ミレジム)」があります。

コルム(CORUM)

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CORUM の公式から

 ルネ・ヴァンヴァルトとその叔父であるガストン・リースが1924年、スイスのラ・ショー・ド・フォンでコルムの前身を設立。1955年に初めて「コルム」のブランド名を使用しました。

 コルムと言えば革新的な機構と特徴的なデザインコンセプト。「ゴールデンチューブ」「コインウォッチ」。カラブレーゼ氏の着想で生まれた時計芸術の粋「ゴールデン・ブリッジ」。国際信号旗のインデックスで知られる「アドミラルズ・カップ(アドミラル)」など、コルムでしか味わえない種類の時計を多く擁しています。

ルイ・モネ(LOUIS MOINET)

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LOUIS MOINET の公式から

 スイス・ヌシャテル州のアトリエで2004年に設立された、どの組織にも属さない独立時計ブランド「ルイ・モネ」。ギネスにも刻まれた「First Chronograph」を残したフランス人天才時計師「Louis Moinet(ルイ・モネ)」の名を継承し、その名に恥じない独創的な機械式時計を作り続けています。

 高い芸術性で知られるルイ・モネの時計作りですが、使いやすさにも配慮した「メカニカル ワンダーズ」は本当にもう… 惚れ惚れする出来栄えでした。

エドックス(EDOX)

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EDOX の公式から

 1884年に設立された「エドックス」。クリスチャン・リュフリ・フルーリーが妻の25歳の誕生日に贈った懐中時計が始まりとされています。日本では愛好する芸能人の露出で知名度が上昇。スマッシュヒットを連発した記憶は未だ鮮明です。

 代表モデルは「クロノオフショア1」「ネプチュニアン」「スカイダイバー」「デルフィン」「クロノラリー」といったところ。全てが高い防水性能を有しており、極めて堅牢に作られています。それでいて「繊細な色気」を感じさせるのもエドックスの特徴です。

 如何ですか?? クセツヨ系の「コルム」、インパクト系の「エドックス」、急成長株の「レイモンド・ウェイル」、超高額モデルを作る独立系「ルイ・モネ」… 見事にバラバラじゃないですか (;´∀`)
 
 ちなみに私が買ったことのあるのはコルムとエドックスだけ(…のはず)すでに懐かしさを抱くほど遠い昔の話です。とは言え、今や私が使っていた頃の両ブランドではありません。新作で確認させていただいた細部の仕上げはことごとく良質に進化し、まさに「隔世の感」。新しいアドミラルの格好良さにも度肝を抜かれました。どちらかと言えば、おもしろ系だったはずなのに(笑)



  というわけで、これら個性的なブランドの時計を有名百貨店や老舗時計専門店など、約250店舗に卸しているのが日本総代理店「ジーエムインターナショナル」さんなのです。

 さて、ここから先はジーエムさん扱いのブランドから「レイモンド・ウェイル」「エドックス」、それも気になる「新作」を中心にお話したいと思います。

レイモンド・ウェイル「MILLESIME(ミレジム)」の注目モデル

 それでは参りましょう!! トップバッターは「GPHG2023」でチャレンジウォッチ賞を受賞して一躍時代を象徴する存在になった「ミレジム」です。実際、ミレジムでレイモンド・ウェイルを知ったという方も少なくないはず。それくらい、ブランドの立ち位置を一変させたのが「ミレジム」という時計なのです。私が拝見したモデルの中から「2025年6月1日発売」「35ミリモデル」をご覧下さい (*´∀`*)

MILLESIME(ミレジム)サーモンピンクダイヤル 2130-STC-80001 《341,000円》

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※渋谷のイベントにて

 サテン仕上げが美しい「サーモンピンクダイアル」が目を引く、スモールセコンド3針モデルです。ケースはステンレススティール。グレーのレザーストラップが標準装備です。35ミリサイズなら、パートナーと共有する楽しみもあります。取り合いになったら?? そんなの知りません!!(笑)

MILLESIME(ミレジム)アンスラサイトグレーダイヤル 2130-STC-60001 《341,000円》

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※渋谷のイベントにて

 「アンスラサイトグレー」の土台に、鮮やかな「ミントグリーンのミニッツトラック」を合わせたモダンな仕上げが魅力的なモデルです。エイジング加工を施した明るいブラウンカラーのレザーストラップを標準装備。ほんの僅かに「捻りたい」とお考えの「隠れお洒落マン」なら、このモデルにピンとくるはずです。

MILLESIME(ミレジム)シルバーダイアル 2130-STC-65001 《341,000円》

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※渋谷のイベントにて

 繊細なセクターダイヤルが映えるシンプルなシルバーダイヤルモデル。「長く使えるクラシック顔の時計」をお探しなら、このモデルが最右翼かもしれません。どんな服装にも合わせやすいグレーのストラップを装備しています。未来永劫愛用できる、飽きようがない一本です。

MILLESIME(ミレジム)クリームダイアル 2130-C5S-64001 《418,000円》

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※渋谷のイベントにて

 クラシカルなクリーム色のダイヤルが愛らしい、女性の袖口にお薦めしたい「ローズゴールドPVDケース」のモデルです。16個の「ラボグロウンダイヤモンド」を配したラグから伸びる「バーガンディーカラーのストラップ」も見逃せません。

ミレジム35ミリ(スモールセコンド)共通
ムーブメント自動巻き(Cal.RW4250)パワーリザーブ 41時間
ケース素材・サイズステンレススティール(直径35mm・厚さ10.25mm)※2130-C5S-64001 はローズゴールドPVD
風防ボックス型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
ケースバックシースルーバック
防水性5気圧防水

 以上、ミレジムの「35ミリ スモールセコンド」は、2025年『6月1日』発売です。

MILLESIME(ミレジム)セージグリーンダイアル 2125-ST-52011 《308,000円》

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※渋谷のイベントにて

 クールさと温かみを兼ね備えた「セージグリーンのダイヤル」が印象的なセンターセコンド3針モデル。見る角度によって色味が変化する様が楽しめます。とても爽やかな一本でした。ネイビーブルーのシュッとしたスーツに合いそうですね!!

※この他にもラグにラボグロウンダイヤを配したクリームダイヤルの「Ref.2125-STS-64001」があります(写真撮り忘れました。不覚なり!!)

ミレジム35ミリ(センターセコンド)共通
ムーブメント自動巻き(Cal.RW4200〈SW200-1 ベースと思われる〉)パワーリザーブ 41時間
ケース素材・サイズステンレススティール(直径35mm・厚さ9.18mm)
風防ボックス型サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
ケースバックシースルーバック
防水性5気圧防水

MILLESIME(ミレジム)センターセコンド アンスラサイト 2925-ST-60011【39.5ミリモデル】《308,000円》

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※渋谷のイベントにて

 個人的にはこのモデルを拝見したことで、一つの確信を得ました。曰く「ミレジムのセンセコは大きいサイズの方が印象的である」

 時刻の判読を高めるためのセクターダイヤルが現代において「クール」と言われるようになったのは、シンプルな線の分断のみで構成された「モダンアート」として認識されているからだと思います。となれば「しっかり見たい!!」と思うのは当然の反応。交錯する線が生み出すダイヤルの「疎と密」を十全に堪能できるのはミレジムの場合、ダイヤル面積が広い「39.5ミリサイズ」であることは自明です。

 センセコ(中3針)に付きもののダイヤルの「余白」にしても、あれは本来「楽しむもの」なのです。デザインは「余白を作る仕事」ですからね。良い時計デザインの余白には必ず「意図」があります。

 ダークグレーのアンスラサイトに走るライトブルーミニッツトラック… そのほんの僅かな色相差も、39.5ミリの「2925-ST-60011」であれば隅々まで視認できました。老眼が始まっている方には「大きいサイズ」がお薦めです。

 自動巻き「RW4200(SW200)」を搭載。パワーリザーブは約41時間です。

MILLESIME(ミレジム)クロノグラフ 7765-ST-20001【39.5ミリモデル】《616,000円》

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※渋谷のイベントにて

 3針の印象が強い「ミレジム」ですが、クロノグラフ大好きの私としましては「このクロノグラフを見逃しちゃいかーん!!」みたいな気持ちになりました(笑)

 ミレジムの特徴であるセクターダイヤルを活かしつつ、クロノグラフのサブダイヤルを極々シンプルに配置。う~ん… この素っ気なさの中に隠しきれない色気。長く飽きずに使える時計に仕上がっていると思います。買ったら使いまくるヤツですよ!!

 ちなみにワタクシ、実機を拝見してサブダイヤルの針に機能ごとの「磨き分け」を発見しました。何気に細かいことやってますねぇ(笑)

 ケースサイズは39.5ミリ。セリタ製SW510ベース「RW5030」を搭載。パワーリザーブは62時間です。

〈Tip’s〉ミレジム購入は「39.5ミリサイズ」を軸に考えると失敗しない気がする

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RAYMOND WEIL の公式から

 華奢で小柄な骨格の日本人は小径の時計を好む傾向にありますが、そんなことをお構いなしに本場スイス時計の多くは「40ミリ前後を主戦場」としています。そりゃあそうだ!! 欧州では一般的な180センチ超で筋肉モリモリの男性に、35ミリは小さ過ぎます。

 それでも小径モデルを揃えるのはアジアを意識したマーケティングの賜物であると同時に、クラシカルなリストバランスを好む人が一定数存在する証左でもあります。33ミリ辺りが男性用腕時計の中心だった時代もあったわけで、小径モデルが時代のオマージュとして流行るのも理解できるところです。

 とは言え、ミレジムのスタンダードサイズはあくまでも「39.5ミリ」であると私は思います。GPHGを戴冠したモデルもですが、開発の順序で「39.5ミリ」が先にできたということは、当然ながら「ミレジムのイデア」は39.5ミリにあるわけです。プラトン的に表現するなら人気の「35ミリ」サイズは「影」。影は本体なしに存在できませんからね。

 その証拠は「39.5ミリ」「35ミリ」それぞれの「サイドビュー」にありました。薄く見えるのですよ。明らかに39.5ミリの方が「薄くシュッとして見える」のです。数値的には全く同じ厚み「10.25ミリ(スモセコ)」であっても、35ミリのそれは比率的に少々「ぽってり」して見えます。あくまでこれは「目の錯覚」に過ぎませんが、着用者視点で頻繁に見ることになる「横顔」は重要です。その美しさに拘るならミレジムの原型である「39.5ミリサイズ」を選ぶべきかもしれません。

 それを解った上で「それでも小径が好きだ」と仰る方であれば、35ミリを購入した後で「しまった!!」と思うこともないでしょう。最初から小径狙いで「35ミリしかいらん!!」とお考えの方も、必ず一度は「39.5ミリ」をお試し下さい。「ミレジム」という世界観に対する理解が進み「35ミリへの愛着」も深まるはずです (*´∀`*)



レイモンド・ウェイル「FREELANCER(フリーランサー)」の注目モデル

 あ、ここまで来て思い出しました!! 正確にいつかは忘れましたが…2018年くらいかな??(もっと前かも)「フリーランサー」を(中古で)買っていました!! というわけでレイモンド・ウェイルも体験済み。

 私が所有していたフリーランサーは何となく「カレラっぽい時計」でしたが、カレラよりも繊細で中性的なデザインの印象が強く残っています。その辺の「上品路線」は今も変わりません。

 というわけで、ミレジムと人気の双璧をなすレイモンド・ウェイルの基幹ライン「フリーランサー」の注目モデルをご覧下さい (*´ω`*)

FREELANCER(フリーランサー)コンプリートカレンダー 2766-PC5-64001《627,000円》7月15日発売

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※渋谷のイベントにて

 ローズゴールドのPVD加工が満点の色気を醸し出すラグジュアリーなモデル。刻々と表情を変えるサンレイ処理されたデューン文字盤が、まるで「白ワインのような豊潤さ」を感じさせます。曜日・日付・月・ムーンフェイズを備えた文字盤は破綻することなくバランスを保っており、その落ち着きが装着者の袖口にゆとりを与えてくれるはずです。

 ちなみにワタクシ、今のところムーンフェイズ付きの時計の所持はたったの一本でして。欲しいんですよねぇ~ お月さま。

FREELANCER(フリーランサー)スケルトン クッション 2795-BKC-20000《616,000円》 ※写真左 7月1日発売

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※渋谷のイベントにて

 レイモンド・ウェイルとセリタによって開発された「Cal.RW1212」を搭載するクッションケースのスケルトンモデルです。モダンな都市景観を想起させる見応え十分なダイヤルは、両社のセンスによる賜物と言えます。ブラックコーティングで引き締められたケースの輪郭が「スケルトンダイヤル」の醍醐味を最大限に引き出していました。

 特筆すべきはこの見た目で「100m防水を実現」している点です。ハイエンドラグジュアリーの空気を纏いつつも、日常で使い倒せる安心感が魅力のモデルです。実際、私には深々刺さりました。

この日、来賓の視線を釘付けにしたニューモデルがあります!!

 製品が陳列された一角で気合の入ったコレクターさんに「砂布巾さんこれ見た??」と誘われ、思わず「何じゃコリャ!!」と驚きの声が出たモデルがあります。それがコチラ… 

FREELANCER(フリーランサー)オートマティック クッション イエローゴールドPVD 2490-P-10051 《予価:418,000円》

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※渋谷のイベントにて

 敢えてこの角度の写真です。なんせワタクシ、この角度に惚れました!!「クッションケース」は数あれど、このサイドビューは中々に印象的。適度な厚みで適度な主張がたまりません。ゴールドPVDの時計にありがちな「ブレスレットありません!!」ってなトホホとも無縁。気合いの入った美しいブレスが装備されていました。

 ちなみに本国サイトによりますと、このモデルのターゲットセグメントは「女性」でした。まあ確かに「紡錘形のインデックス」などは可愛らしくて女性的。その他の味付けも全体的に女性に好まれそうな雰囲気です。

 しかしながら着けてみるとこれはもう、少なくとも日本では性別関係なく売れる時計ではないかと思います。そうでもしないと余りにも勿体ない。女性だけに使う権利があるなんて… そんなのズルい!!

 ケース径は34ミリ。41時間のパワーリザーブの自動巻き「RW4200」を搭載。風防は両面反射防止加工サファイアクリスタル。こう見えて10気圧防水です (*´∀`*)



TOCCATA(トッカータ)ヘリテージ

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※渋谷のイベントにて

 こちらは「トッカータ コレクション」の新作だそうです。曲がりなりにもパテックオーナーの私としては、このモデルの佇まいを無視することはできませんでした。だってコレ、アレやん。「ゴールデ… 」ゲフンゲフン

 ゴンドーロを購入した私にしても「アレ」は少し覚悟のいるモデルでして。ご存じの方ならお解りだと思いますが、何せほら、小さくて「とぅるん」としてるじゃないですか?? で、現物を見ると思うわけですよ。「うーん… 歴史的価値は凄まじいけれど、大金(安くて200万円)支払ってどこまで使ってやれるか…」と。

 同じく、この「トッカータ ヘリテージ」にしても、小さくてキュートな佇まいに騙されてはいけない気がします。恐らくは「アレ」と同じく「着けこなしに高度なセンスを要する時計」です。でもホラ!! そもそものお値段が違いますからね。比較的気軽に「冒険」できるのではないでしょうか?? 上手くいけば上級者の着けこなしを会得できるかも!?

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※渋谷のイベントにて

 ゴールドPVDのモデルもあります。そもそもトッカータは「女性用」が人気のコレクション。パートナーと共用することを念頭にすれば、奥さまの「GOサイン」も出やすいかもしれません。ちなみに腕時計沼に肩まで浸かった時計兄貴たちも、こぞってこのモデルを試していました。解る!! これは載せてみたくなります。

 ちなみにこのモデルに関しては、苦労して繋いだ本国サイトにすら情報がありません。ただ、ジーエムさん側ではすでに予価も決まっておりまして… 情報によりますとブルーダイヤルが「269,500円」、ゴールドPVDモデルが「291,500円」だそうです。時代を超越したクラシックの再現… ここまでど真ん中のデザインだと、刺さる人も少なくないでしょうねぇ (*´ω`*)

 詳しい情報が解りましたら、追記なりで対応したいと思います!!



 はい!! レイモンド・ウェイルのラインナップから新作を中心にご覧いただきました。さすがはブランド内で人気を二分する両ライン。どれもこれも、幅の広い消費者層に届く可能性のある時計ばかりでした。

 さてお次です!! お次は『熱き青春の握り拳』「EDOX(エドックス)」でございます。わたしもかつて、何本かのエドックスを購ったことがございますが、瞬間的にガーッと欲しくなって「エドックスじゃなきゃやだ!!」みたいになってしまうのが、同ブランドの特徴です。エドックスが欲しくなったら、エドックス以外は視界から消えます。それだけ恐るべきブランドなのです(笑) それでは「ネプチュニアンの新作群(ワタクシが拝見できたもの)」をご覧下さい (*´∀`*)

EDOX(エドックス)ネプチュニアンの注目モデル

 「スカイダイバー」の眷属として誕生した「ネプチュニアン」も今や人気の単独ラインといった風格を備えるまでになりました。理由はハッキリしていると思います。エドックスにしては「意外な薄味」なのですよ。

 生粋のエドックスファンにしてみれば、そんな薄味に温さを感じるかもしれませんが、エドックスワールドの垣根を越えて「ネプチュニアン」が支持されていること自体が答え。今の時代の「格好良いダイバーズが欲しい」という全方位のニーズにしっかりと応えているのが「ネプチュニアン」という時計なのです。

 まずは日本国内で希望の多かった「ラバーストラップ」を標準装備にした「日本限定仕様」『グランデ リザーブ デイト オートマティック』から見ていただきましょう!!

NEPTUNIAN(ネプチュニアン)グランデ リザーブ デイト オートマティック 80801-3BBUCA-BUCDN【日本限定】《308,000円》

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※渋谷のイベントにて

 むんずと手に取った瞬間、私の頭の中で久しぶりの「夏時計購入祭」が開催されそうになりました。危ない危ない!! (;´Д`)

 爽やかなブルーのグラデーションダイヤルを「ハイテクセラミックインサート」のベゼルが優しく包む、何とも言えず愛らしい一本だと思います。実際これはかなりの問い合わせが来ているそうです。そっかぁ… 刺さるところは同じなんですねぇ。

 ラ・ジュー・ペレG100がベースの自動巻き「EDOX808」を搭載。68時間のパワーリザーブを誇ります。エドックス自慢の防水性能は「30気圧」。風防は無反射コーティングのサファイアクリスタル。爽やかな日本限定の「白いラバーストラップ」を標準装備しています。ケース径は「42ミリ」。うん、エドックスにしてはコンパクトだ(笑)

NEPTUNIAN(ネプチュニアン)グランデ リザーブ デイト オートマティック 80801-3BUCA-BUIN【日本限定】《308,000円》

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※渋谷のイベントにて

 こちらは海原を想起させるブルーが美しいモデル。艶やかなベゼルはもちろんセラミック製です。存在感のあるインデックスや針をぎゅぎゅっと押し込めた凝縮感のあるダイヤルがたまりません。

 灼けた肌に白いシンプルなTシャツ… 夏の典型的なスタイルとは無縁の生っ白いワタクシでも、気持ちだけは「真夏の主役」になれそうな… そんな一本です。

NEPTUNIAN(ネプチュニアン)グランデ リザーブ デイト オートマティック 80801-3NCA-NIN【日本限定】《308,000円》

腕時計喫茶-Wristwatch-Tearoom- | 『レイモンド・ウェイル』『エドックス』などを取り扱う「ジーエムインターナショナル」は〝顔が見える輸入総代理店〟なのだ!!
※渋谷のイベントにて

 「ダイバーズと言えば、黒ダイヤル&黒ベゼル!!」と仰る方ならコレ… コレでしょう!! 付け足す言葉もその必要もなし。これぞダイバーズですよ!!

 やっぱり良いなぁ… 何だかどんどん欲しくなっちゃうんですけど…

NEPTUNIAN(ネプチュニアン)グランデ リザーブ デイト オートマティック 80801-3VCA-VDN【日本限定】《308,000円》

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※渋谷のイベントにて

 「グランデ リザーブ デイト オートマティック」の中では、このモデルが「真打ち」かもしれません。他と比較して何が差別されているのかと言いますと… 赤い書体の部分、この写真でも解りますか?? これって蓄光ではないものの、ブラックライトを当てると光るんです。そしてその様子がとても美しい。

 グラデーション気味の薄い緑色のダイヤルと、ダークグリーンのベゼルの間にハッキリとした色味のコントラストがあるのも、このモデルを他のモデルと分つ重要なファクターです。

NEPTUNIAN(ネプチュニアン)グランデ リザーブ デイト オートマティック 80801-3NRCA-NIR【日本限定】《319,000円》

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※渋谷のイベントにて

 ベゼルのノッチがゴールドに色付けされたモデルです。所謂「オ・ト・ナ仕様」ダイバーズですね。ほんのり個性を出したいなぁ~って方、袖口で少しだけ色気を醸したい方にうってつけかもしれません。

 ですがワタクシから一点、注文があります。このモデル用の「コンビブレス」が欲しい!! ポリッシュされた中ゴマをゴールドに色付けたブレスレットがあれば… さらに化けます。

ネプチュニアン グランデ リザーブ デイト オートマティック 共通
ムーブメント自動巻き(EDOX808)ラ・ジュー・ペレ社製G100ベース
ケース素材・サイズ316Lステンレススティール(直径42mm・厚さ12.3mm)
風防サファイアクリスタル(無反射コーティング)
パワーリザーブ68 時間
防水性30気圧防水

 以上、日本限定仕様の「グランデ リザーブ デイト オートマティック」は2025年『6月1日』発売です。

NEPTUNIAN(ネプチュニアン)オートマチック ジャパン リミテッド エディション 80120-3BUM-NANNGM2《308,000円》

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※渋谷のイベントにて

 ネプチュニアンにこれほど「ブラックMOP(マザー・オブ・パール)」が似合うとは思いませんでした。これはホントきれい… ブラックMOPダイヤルってそれ自体の主張が強くて「デザインが弱い時計」だと要素の多くが埋没する原因にも成りかねないのですが、さすがは「エドックス」。針もインデックスも犠牲にすることなく、ブラックMOPの美しさを堪能させる時計に仕上がっていると思います。

 こちらのモデルは自動巻き「EDOX 80〈SW 200 or ETA 2824 ベース〉」を搭載。ケース径は44ミリ、厚みは15.6ミリです。

〈Tip’s〉アンチエイジングに「デカ厚 ウォッチ」が効く!!

 ここ数年の間に私が脳内で構築した「終の腕時計コレクション」には多くの小径、しかもドレスウォッチばかりが並んでいました。「ヨボヨボの腕には小径ドレスが似合う!!」… これはある意味正解ですし、その考え方は今も変わりません。

 ところが現実として我が身に「ヨボヨボ」が迫ってくると色々と思うところもありました。歳をとるのは構わない。むしろ自然に歳をとりたい。しかし「時計趣味まで年齢に屈するのはどうなんだ!?」と (;´Д`)

 そんな思いもあってか、エドックスのコレクションの中で私が密かに狙っているのが「クロノラリー クロノグラフ 45」。幅45ミリのデカいやつ。ストップウォッチのような強烈なプッシャーが目立つクオーツモデルです(残念ながらこのイベントでは実機を見れず。ぐぬぬ…)

 要するに見た目的に「一番エグいヤツ」が刺さっている状態なのです。私のような年寄りが着けることを念頭に作られた時計ではないかもしれませんが、それだけに当のエドックスすら企図していない「強烈な化学反応」が起きるかもしれません。

 エドックスというブランドを前にすると、他のブランドでは考えられないような「ガッツリ体験」に期待している自分がいるのです。これって私だけじゃないですよね?? (;´∀`)

「グランド オーシャン」については『続編(?)』に乞うご期待!!

 時計情報の海を彷徨う船乗り(格好良く言ってます)であるならば、エドックスの新作「グランド オーシャン」についても、詳細なインプレッション情報を求めているかもしれませんね。

 渋谷某所で行われたこの日のジーエムさん主催イベントには「続き」がありまして… それがなんと!! 「グランド オーシャンお披露目会」でございました。そちらの記事も併行して執筆中ですので、一番ナイスなタイミングを見計らってお届けしたいと思います (*´∀`*)

レイモンド・ウェイルとエドックスに共通する「永遠の若手感」

腕時計喫茶-Wristwatch-Tearoom- | 『レイモンド・ウェイル』『エドックス』などを取り扱う「ジーエムインターナショナル」は〝顔が見える輸入総代理店〟なのだ!!

 ネオ・クラシック主体の「レイモンド・ウェイル」と高機能スポーツウォッチで知られる「エドックス」。是とするところがまるで違う2つのブランドではありますが、消費者からみたときの印象には似たところがあります。何と言いますか、両ブランドとも所謂「永遠の若手枠」なのですよ。

 この評価には功罪があると思います。良いところは「余計ないかめしさが感じられない」ところ。実際の価格も現在の高騰した高級腕時計と比べたら随分とリーズナブルですし、「しっかり作られた現代のクラシックスタイルが欲しい!!」とお考えのビギナーにとって、うってつけなポジションにあるのが「レイモンド・ウェイル」だと思います。

 「ミレジム」なんてその典型かもしれません。機械式初心者にヨシ!! 酸いも甘いも噛み分けたベテランコレクターのデイリーウォッチにもヨシ!! すでにお袋さんのような「包容力」を感じさせるミレジムに死角は見当たりません。

 同様に「しっかり作られたスポーツウォッチ」をお探しなら「エドックス」は相当に「刺さる選択肢」だと思います。インパクトなら世界屈指のデザインを誇るエドックス。折角の買い物だから「ガッツリ行きたい」と言うのであれば、エドックスという選択肢がその願いを叶えてくれるでしょう。性能も折り紙付きですしね!!

 功罪の「罪」「軽く見られがち」なところでしょうか。両ブランドとも万人が知るブランドではありませんし、その知名度は未だ限定的です。正直、時計に詳しくない人から「何それ??」と言われる可能性はあります。実際は結構な歴史を持ったブランドなのですが… エドックスなんて130年ですよ!?

 ですが私は「それで良い」と考えています。誰もがエースで4番になれるわけではありませんし、ゲームを成立させるためには他にも多くのポジションが必要です。レイモンド・ウェイルにしてもエドックスにしても、下位のシブい打順で上位打線に繋げる「シブい役割が良く似合う」ブランドなのです。

 そしてたまには、ゲームを決める「特大弾」を放つこともある… そんな2つのブランドなのです (*´∀`*)

最後に… ジーエムさんに託されたブランドは「幸せもの」かもしれない

腕時計喫茶-Wristwatch-Tearoom- | 『レイモンド・ウェイル』『エドックス』などを取り扱う「ジーエムインターナショナル」は〝顔が見える輸入総代理店〟なのだ!!
渋谷某所で行われたイベントのひとこま。ジーエム扱いの時計云々といった縛りはありません。おおらか(笑)

 日本に上陸した海外の腕時計ブランドはそれこそ星の数ほどあります。多くの場合、その展開を総合的に担うのは「代理店」。代理店の頑張りが国内での知名度を左右し、その成否で「日本に定着できるか」が決まります。腕時計ブランド目線で見れば、どの代理店さんに預けるかで数十年先までの命運が決まる。地域ごとの「運命共同体」と言っても過言ではありません。

 実際、熱心さの足りない代理店が窓口になったばかりに、いつまでたっても突破口を見いだせず埋没してしまったブランド(メーカー)は枚挙に暇がありません。ブランドにとって、これほど不幸なことがあるでしょうか?? (;´∀`)

 未だにかつての「腕時計大ブーム」の余韻にひたり、近い将来のビジョンを見出だせないでいる代理店さんもあります。本来掴めるはずの可能性にすら気付けなくなってしまうのは、そこに危険な「楽観」があるからです。

 そもそも、どんな有名ブランドであっても消費者の心中に腕時計が欲しいという「衝動」が起きなければ、その時計はこの世界に「存在しないのも同然」です。

 腕時計関係者が待望するのは「次の流行」だと思いますが、そのためには「したたかな準備」が欠かせません。そういったアプローチは隠していても消費者に伝わるものですし、その「熱っぽさ」こそが腕時計に対する期待値を高める燃料になるのです。途切れることのない腕時計への興味のために「モメンタムを維持・成長」させる「未来図」を描けるかどうかが、今後の鍵を握ります。

 そしてこの「腕時計の明るい未来図」を作ることにかけていえば「ジーエムインターナショナル」さんのアクティビティは大正解の道を歩んでいます。代理店が前に出ることにはリスクを伴う面もあると思いますが「作ってりゃ売れる」「ショーケースに置いとけば勝手に売れる」時代が過ぎ去った今、ジーエムさんのような「行動する代理店」「素顔を晒す」意味は計り知れません。「売る」「買う」の間に絶妙な行間を作り、そこに「新たな腕時計の楽しみを創出」させつつあるジーエムさんの取り組みを、私はとても頼もしく拝見しています。

 実際、ジーエムさんが取り扱うブランドは幸せかもしれません。手塩にかけて育てようとしていることが伝わってきますし、主催するファンとの集いを通じて、利用者同士の連帯も確実に強まっています。仲間がいる安心感はブランドへの愛着に直結するもの。ここまでやってくれる代理店がどれほどあるかと考えたとき「ジーエムインターナショナル」という輸入総代理店の存在が自然と際立つのです。

 ジーエムさん主催イベントで感じたほんわかした空気の秘密は、イベントを取り仕切るスタッフさん自身が仕事を忘れて楽しんでいるからかもしれません。腕時計を愛する人が集まり、大好きな腕時計の話で盛り上がるだけで、それは明日への活力になるのです。腕時計好きってそういう生き物じゃないですか?? そして会場を後にして思うのです。「ああそうか、オレってこんなにも腕時計が好きなんだ」と。

 そんなわけで、ジーエムさんは今後も精力的に消費者と腕時計を繋ぐイベントを打ち出してくれるはずです。そう言えば前回、こんな話もありました。

 「砂布巾さんが大阪に帰ったときは、ひと肌脱いでもらいたいです!!」

 関西圏を拠点にする「時計兄貴たち」のお力添えがあれば、大阪でも「ジーエム パワー」が炸裂するかもしれません。めっちゃ楽しみですね!! (*´∀`*)

※今回は1万6千字を超えました(笑) 本業でもこれくらい筆が乗ればねぇ…

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ご意見・ご感想

コメント一覧 (2件)

  • 自分もエドックスのスカイダイバーネプチュニアンを所持していますが、満足度はかなり高いです!
    デカ厚のダイバーズでありつつ、ベゼルはキラッとしてるので、高級感もあります。

    安いとは言えないですが、容赦なくガシガシ使ったろうと思える値段ではあるので、価格面も考えると色々バランスがとれてる時計な気がします!

    ミドルレンジの時計は種類も多いしブランドごとの個性もあり、高級感もあるので見てて楽しいですよね!
    (スカイダイバーネプチュニアンを買う時に他のミドルレンジの候補もあったのですが、色々なブランドで迷って、何個かショップを周るのはけっこう楽しかったです。笑)

    • Y太さま。二要素認証の対応ありがとうございます。
      お使いの方の意見は説得力が違いますね。深い!!

      所謂ダイバーズ購入から遠ざかっていたこともあって、ネプチュニアンのストレートな迫力にやられました(笑)
      安くはないけどガシガシ使ってやろうと思える… それこそがエドックスの良さですね。
      私も全く同じように感じました。
      ジーエムさんも泣いて喜ぶと思いますよ~(笑)

      私も基本はミドルの人間ですので、その辺りの多様な時計選びの楽しさも、まさにその通りだと思いました(*´∀`*)
      近々、グランドオーシャン中心の記事もリリースさせていただきますので、しばしお待ち下さい。

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