「老化フェーズ」の真の恐ろしさは、肉体の衰えのみならず、刻一刻と『心』が弱っていくところにあります。私自身、明らかに情報をキャッチする能力が低下している気がしますし、その情報の内容を吟味して、どのくらい価値があるのかについて判断する能力も、ジワジワ弱ってきている実感があります (;´Д`) ナケル…
万事に保守的な傾向が強まるのも「老化」の特徴。新しいものを認めない「頑固」や「偏屈」ならまだしも、新しいものに対して〝トキメキを感じない〟〝何が良いのかさっぱり理解できない〟のでは救いがありません。
「新しいもの」に触れたときの感動、巷の「流行」を誰よりも早く取り入れたときの達成感… それらは『特別なアンテナを持っている人』だけが体験するものではありません。普段から生活に〝刺激〟を求め続けている「前向きな人」であれば、センス云々は関係なく、感動的な「未知との遭遇」を味わうことができるでしょう。
歳を取るとねぇ… 如実にその辺りの感動スイッチが鈍くなるのですよ。要するに、若い頃から酷使してきた「感性のアンテナが錆びる」わけです。およよ… (;´∀`)
〝H°M’S” WatchStore 名物〟 赤字覚悟の『ポイントアップ キャンペーン』 とは??
昨年の11月22日に始まった「H°M’S” WatchStore(エイチエムエス ウォッチストア)」さんの『ポイントアップ キャンペーン』初日、さも当たり前のように表参道店を訪れたワタクシ。通常の2倍付与されるポイントを求めて、腕時計好きが群がる光景はいつものことですが、2025年最後のポイントアップともなれば、訪れたお客さんたちの目の色が違いました。この活気、その目… 本気でしたね!!
ちなみにこの『ポイントアップ キャンペーン』は、翌月の12月25日まで続きました。普通、この手のイベントは、どこぞの週末2日間とかで終わるじゃないですか?? それを丸々ひと月の間、ひたすら出血し続けるわけですから、頭おか… じゃない!! 太っ腹過ぎるんですよ。社長!!(笑)
正直、正規品を取り扱うお店で裏も表もなく、ここまで多くのポイントが付与される時計販売店を私は知りません。買う買わないは別としても〝いざというとき〟に備えるため、事前の会員登録を強力にお薦めしたいと思います。実際、時計好きには凄まじいメリットがありますから (*´ω`*)
錆びたアンテナが「リングウォッチ」に激しく反応
キャンペーンで賑わう店内で3本の腕時計を「大人買い」したお客さんと談笑しつつ、私もアレヤコレヤの「刺客(腕時計)」を迎え撃ちました。何やかんやで11月も時計を買っていますし、すでにご報告の通り12月も… ほら…ね?? まあ要するに、お金がなかったわけですよ。
そんなときほど「刺さる時計」とエンカウントするのが「H°M’S” あるある」ですし、そこはホレ、ワタクシもベテランでございますよ。〝物欲を抑える四十八手〟を講じて対応しましたさ。
まあ、何てことはない、できるだけ時計から視線を外す… ってだけの話でしたが(成功確率の低さは皆さまもご承知の通り)
するとこのとき、外した視線の先に「見慣れぬスケール感の何か」を見付けてしまいました。
なるほど、アクセサリーですか… そもそも H°M’S” さん=『ビヨンクール』さんは、イカしたアクセサリーで知られる企業さんですから、特段珍しい光景ではありませんでした。
ところが、普段ジュエリーには1ミクロンの興味もない私のアンテナが、どういうわけだか、そこにあった「4つのリング」に激しく反応。ちょい待ち!! これって所謂「リングウォッチ」ってヤツやおまへんか!! (*´∀`*)
「コレだッ!!」と電流火花が身体を走った『KOMONO(コモノ) リングウォッチ』

珍しく興味をそそられたそれは、幅広い層に支持されているベルギーのアクセサリー&ファッションウォッチブランド「KOMONO(コモノ)」さんの『リングウォッチ』でした。
「着けてみても??」「どうぞどうぞ」… 17号の私の薬指に入るか心配でしたが… 何とこのリング、腕時計で言うところのブレスレットにあたる〝シャンク(アーム)〟の作りが、オッサン世代には懐かしい「蛇腹ブレスレット」じゃないですか。要するに〝フリーサイズ〟なのですんなりフィット(あとで調べたら、リングウォッチの蛇腹アームは定番でした)

「良いでしょ~」と言われ、しばらく無言を貫いた私でしたが、実はその間、ビリビリと身体中を電流火花が走っていました。未知のカテゴリーに触れる瞬間の高揚感が脳天を直撃。何だこれヤバいぞ!! 年甲斐もなくバリバリ欲しいのだが!!
実際、最近の腕時計オフ会などで「リングウォッチ」に出くわすこともありました。ガチな腕時計好きが喜んで身に着けている時点で、私にも「リングウォッチ」を買って良い免罪符は発行されていたはずです。
ですが… これが「老化」なんですねぇ。何やかんやで理由を付けて、新しいものへの挑戦を避けていました。「人生はチャレンジだ」と、尊敬するジャンボ鶴田さんも仰っていたのに!!
錆び錆のアンテナがキャッチした新しいもの「リングウォッチ」。腕時計好きのオッサンに過ぎない私の中に生まれた〝新たな愉しみ〟に期待したいと思います (*´ω`*)
「これはちっちゃい時計!!」… 購入(笑)

というわけで、素直になることにしました。コモノさんのリングウォッチ「Noor(ヌール) Silver Black」購入です。
ビヨンクールさんで初めて買ったアクセサリー… ということになるでしょうか?? いやいや、私にとって「コモノ リングウォッチ」はあくまでも〝時計〟。だってほら、クオーツムーブメントで本当に時を刻んでいるし… これは時計、時計なの!!(笑)

※H°M’S”さんのコモノ公式はコチラ⇩
「ゴールド」か「シルバー」かで悩む
指輪(型)ですし、腕時計より遥かに小さいわけですから、思い切って「ゴールド」かなとも考えましたが、自分の持っている時計の圧倒的なシルバーケース軍団のことを思い出して、無難な「シルバー」を選びました。
慣れないアクセサリーなので、取り敢えず、素材の統一感を意識したわけです。丁寧に磨かれた中々にキレイなケースですし、「腕時計とのコンビネーション」を楽しめそうです (*´ω`*)
〝時計〟か〝指輪〟か… リングウォッチの性格もいろいろ
ひと口に「リングウォッチ」と申しましても、その方向性は色々です。未だ正解に届いていないジャンル特有の〝手探り状態〟が楽しい「リングウォッチ」。手頃に買えて、尚且つ〝怪しくないモデル〟を探すと、以下のような製品が見付かります。
カシオ「CRW-001G-9JR」

リングウォッチで最初に思い出すのは、大人気で今はとても買えそうにない「カシオ」さんの『CRW-001G-9JR』。コンセプトとしては完全に「指に着けるG-SHOCK」です。モジュールから専用に作っちゃってますからね。カシオさんが「真面目にふざけた」結果、誕生したのが『CRW-001G-9JR』です。案外本気で『指時計』を文化として確立させるつもりかも!?
フォッシル「RAQUEL」

楽天やAmazonで出現率の高い「フォッシル」さんのリングウォッチも、どちらかと言えば「時計寄り」。シルエットを意識したリューズの配置が洒落ています。デザインのバリエーションも豊富。ファッションウォッチの世界で長くトップに君臨しているだけあって、リングウォッチも流石にこなれています。リングウォッチの入門編にピッタリかもしれません。
マイケル・コース「Rylee Gold-Tone Ring Watch」

栗まんじゅうのようにボテッとした「マイケル・コース」さんのリングウォッチ『Rylee』も面白いですね。着けて数日で壁に擦る自信がありますが、そこは気にしちゃダメな製品なのでしょう。これは「リング寄り」デザインかな??
〝リング寄り〟のデザインで高い完成度 —— コモノ「Noor(ヌール)」

今回、私が購入したコモノさんの「Noor Silver Black」は、腕時計好きの私から見ても、丁度良い塩梅で「リング寄り」の見た目をしています。
シルエットはあくまで〝指輪〟にしか見えませんが、近くで見れば、飛び出た「リューズ」の存在に気付くでしょう。その辺りの「リングとしての破綻のなさ」と「ほんの僅かな時計風味」が程よく溶け合った〝気になる感じ〟が、私のようなアクセサリーと縁のない男にも突き刺さったのだと思います。
コモノさんの地元、これが「ベルジャン・デザイン」の真骨頂なのかもしれませんね (*´∀`*)
ダイヤルが「MOP(マザー・オブ・パール)」

ワタシ的にはダイヤルに使われていた「MOP」もツボでした。公式にも説明がないので、本当にMOPなのか確証が持てませんでしたが… H°M’S” WatchStore さんの「X」で確認が取れました。「ブラック MOP」で間違いないです(写真だとほとんどシンプルな黒に見えません)
ジュエリーと時計を繋ぐ共通素材としての「MOP」。大正解だと思います (*´ω`*)
蛇腹ブレスレットが新鮮!!

お若い方はご存じないと思いますが… 私が学生の頃、何気に流行ってたんですよ。「蛇腹ブレスレット」が。「服の上から腕時計を巻く」という、ヘンテコな流行に歩調を合わせるように花開き、そして消えていった「蛇腹ブレスレット」。そんな蛇腹さんと、こんなところでお会いするとは、何たる奇縁(笑)
指輪で言うところの「シャンク」が蛇腹なので、締め付けた際の指の血流はどうなんだと心配になりましたが、案外平気。17号の左手薬指にも、無理なくはめることができました。何だろう… この楽しさ!! この新鮮な気持ち!!
多少の安心感で使える「3気圧防水」

指輪に「防水性」と言われても違和感が半端ないですが(笑) コモノさんの「Noor」に関して言えば、そのアイデンティティの半分は歴とした『時計』です。ちゃんと使える〝時計であること〟が、一般的なファッションリングと「Noor」を明確に分けています。
となると「動作状態を維持する」ことも重要になるわけでして… 腕時計にとっては避けて通れない「防水性」も問われることになります。で、こちらの「Noor」。エラいですよ。だってこんな小さな指輪型で「3気圧防水」なんですもの。
実際、普通に生活する分には特に問の起きない防水性能です。ただ、ジャブジャブと水に浸けるのは勘弁して下さい。短時間なら耐えるかもしれませんが、手や顔を洗ったりする際は外した方が無難でしょうねぇ (;´∀`)
リングウォッチを着けた状態での「腕時計の着け外し」には注意が必要
水没回避以外にも「外した方が良い場面」があります。先ほど私自身も「ヒヤッ」としたばかりですが、「リングウォッチを着けた状態での腕時計着け外し」は避けるべき」です。
ぶっちゃけ巨大な指輪ですからね。腕時計の裏蓋に盛大な傷を付けたくないのであれば、「指輪を着けていない状態で腕時計をはめる」「指輪を外してから、腕時計を外す」… この2つをルーティンにした方が良いと思います (;´∀`)
リングウォッチの「目からウロコ」の使い方

H°M’S” WatchStore 表参道店の店長が面白いことを言ってました。「リングウォッチって、機械式の時間を合わせるのに便利なんですよ」… ジーニアス!! 天才か!!(笑)
小さく、時計としてのアイデンティティも薄い「リングウォッチ」であっても「中身はクォーツ」。機械式より遥かに正確な時を刻んでいます。確かになぁ~「機械式の時刻合わせにリングウォッチを使う」… 何だか本末転倒な気もしますが、実際、かなり賢い使い方かもしれません。
時計を着ける習慣のない人に「リングウォッチ」というプロポーザル

以前は腕時計を使っていた方でも、何かのきっかけで腕時計を着けなくなることもあるでしょう。となると、時間の確認はスマホ頼り… 良いのか?? それで良いのですか!?(良いんですけど)
それじゃあ物足りないなぁ~、でも、腕時計を着けるのは面倒だなぁ~、みたいな方のための「リングウォッチ」ではないかと思います。腕時計を着けたくない人と、指輪を着けたくない人、どちらが多いかという問題はありますが、「時刻確認をスマホで済ます」というありがちな流れに逆らいたい… そんなロックなマインドをお持ちの方なら、「リングウォッチ」という尖ったアイテムも使いこなせる気がします (*´ω`*)
一応「メンズ」「レディース」の区別はあるけれど??
結論から申しますと、特化した性別を感じさせないニュートラルなデザインで、尚且つ指のサイズと合っているなら、時計と違って「このサイズ感以上がメンズ!!」みたいな同調圧力はないと思います。コモノさんの「Noor」を買うときだってワタクシ、そこを確認すらしてませんから。デザインを気に入って、指にハマれば買ってヨシです。逆に考えたら「ペア」や「シェア」がしやすいプロダクトだと言えるかもしれません (*´∀`*)
手頃な価格でチャレンジしやすい、コモノ「Noor」

どんなに可愛かろうと、お高い商品は安々と買えませんよね?? 特に現状の「リングウォッチ界隈」は過渡期で玉石混淆ですから、それこそ『数百円のリングウォッチ』がワンサカ見付かったりもします。でもですよ… 数百円の指輪、着けたいですか?? だったら輪ゴムで良くないですか??
コモノさんの「Noor」は『1万3200円』です。高い?? 安い?? まあでも、ただでさえ玩具っぽいコンセプトなのですから、これくらいのクラス感がないと、着ける喜びも湧いてきません。物の出来映え的には、これだけのラグジュアリーを感じさせてくれる「Noor」は、安い部類だと思いました。
リングウォッチの面白さが、老いた感性に染み渡る(笑)

大好きな腕時計の「一種」なのに、明らかに腕時計ではない「リングウォッチ」。お前が好きだと正面から告白できないこのもどかしさ… いやぁ~ くすぐったいですな(笑)
そうなんですよ。着ける場所が「腕から指」に変わり、サイズがぐっと小さくなっただけなのに、散々楽しんできた腕時計趣味の他に、新しい「指時計趣味」を見付けた気がしているのです。自分の突如生まれた新機軸で、老いた感性が活性化していくのが解ります。
安住の地が「腕時計」なのは今後も変わりませんが、「指時計」という新しいジャンルにも小さくない可能性を感じます。やだなぁ~ どんどん興味が湧いてきて困るなぁ~ (;´∀`)
最後に… 他のリングウォッチも欲しくなる現象が起きています(笑)

考えてみれば、マウント(石座)が時計で言うところのケースにあたり、シャンク(アーム)がブレスレットにあたるわけですから、似てるんですね、指輪と腕時計。「リングウォッチ」の誕生も、自然のなりゆきだったかもしれません。文化ってのは繋がりから生まれますからね。
というわけで、枯れかけたチャレンジ魂が踏み込んだ「リングウォッチの世界」。目の前にはコモノさんの「Noor Silver Black」がポツンと一個だけ。
「だんご3兄弟」が流行ったときに思ったことですが、小さな物には「3つ揃うと可愛さが増す」性質がありまして。リングを立てるスタンドを買って「3つのリングウォッチ」を並べたら、どんなに可愛らしいことか… 本棚とかに置いてみたい!!
いつものように、私の中の「天使と悪魔」が葛藤していますが… この2人、ぶっちゃけ仲良しなんですよ(笑) というわけで、3つまでは買っても良いことにしました (*´ω`*)
※H°M’S”さんのコモノ公式はコチラ⇩
| Noor Silver Black Specifications | |
|---|---|
| 防水性 | 3気圧 |
| 素材 | ステンレススチール、MOP など |
| ケースサイズ | 21mm |
| リングストラップの直径 | 1.8 – 2cm |
| 価格 | 1万3200円(税込み) |









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