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「〇〇歳にオススメの腕時計」的な考え方に付いていけない

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コロナ禍で家に閉じこもる日々における私の数少ない「お愉しみ」「YouTubeを見ること」でした。昔応援していたスポーツ選手が現役当時の秘話を語るような番組が大好きで、気がつけば同じようなチャンネルが30ほど登録されています。広告が入る「無料版」は落ち着いて視聴できずに「イライラ」しちゃうので、ちょっとだけ贅沢して有料の「Premium」を契約しました。広告が無いってだけでかなり快適に感じますね。

そんな調子でYoutubeにハマってしまった私ですが、そもそものYoutubeデビュー自体はかなり遅い方だったと思います。偏見でしかありませんが「若い人文化」だという決めつけから、自分とは相容れないカルチャーだと思っていたのです。「ユーチューバー」が若い人たちの憧れの職業ってのも「それってどうなん?」と訝しんでいました。

ところが、ハマってしまうと確かに「今の時代に丁度いい」メディアだと解りました。一本を十数分で締めるスピード感は、何かと気ぜわしい現代人の生活にピタッと符合します。

また、スポンサーや業界に忖度しない番組が多いのもエキサイティングです。私が好きな番組の中にも「この人、こんなに開けっ広げにしゃべって大丈夫か?」と心配になるようなキャストの方もいて、恐らくはそういった「毒」欲しさに、Youtubeを見続ける人が多数なのではないでしょうか。

私の登録する番組のカテゴリーは、今の所「4つ」「昔の野球選手」「昔のプロレスラー」「ねこ」そして「整体」です。ねこ以外は完全なオッサンの情報源ですねぇ。

先日、もしかしたら…と思って、イタズラに「腕時計」をYouTubeで検索してみました。おお!意外や意外、腕時計ネタの番組もたくさんあるではないか。

メンテナンスや高度な修理手順の動画も沢山あって、私も食い入るように見てしまいました。訥々と自慢のコレクションを説明し続ける類の動画も、なかなか味があるなぁ~と思います。私はお喋りが苦手なのでできそうもありませんが…

そんなYouTubeの「腕時計番組」ですが、あれこれ注視していると、何やら気になる「煽り見出し」が多いことに気が付きました。。もちろん視聴者の関心を買うための仕掛けでしょうが…「なぬっ!?」と二度見してしまうようなインパクトのあるタイトルの動画が多いのです(;´∀`)

煽られるままに視聴してみると、中身はそれほどエキセントリックな主張が展開されるわけでもなくて常識の範囲内でした。しかし、なかなかに考えさせられる興味深いテーマもありましたので、幾つかについて私なりに考察してみたいと思います。

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「○○の時計を使っていると馬鹿にされるのか?」

世間体に敏感で繊細な若い人なら、そんな風に気になるかもしれません。実際、腕時計ってやつはその存在の半分以上が「空気感」という目に見えない価値によって占められているシロモノです。高級時計ほどその割合は高くなるでしょうし、その部分を重要視する人からすれば、「しょぼいブランドの腕時計」はイコール「しょぼい腕時計」なのでしょう。

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オリエントは恥ずかしい時計じゃないぞ!(笑)

したらば、そんなしょぼい腕時計を身に着けると「馬鹿にされるのか」と聞かれれば「99%それは無い」と断言できます。何故なら「誰もあなたの腕なんて見ていないから」です。

悲しむべきことに、普通に日々を送る中で「その時計いいね!」なんて言われることはほとんどありません。腕時計好きのコミュニティーが近くにあって、そこに交わりのある人なら可能性は大いにありますが、実際はあくまで「自己満足で完結する趣味」であることを思い知るだけなのです。共感を得づらい趣味はいろいろありますが、腕時計趣味ほど理解を得られないものはありません(特に奥方にはね)

所詮はそんな感じなのです。数百万円の高価なROLEXも数千円で買えるカシオのスタンダードも、自分さえ良ければその満足感に貴賎も優劣も生じないのです。いわゆる「吊り革ダービー」の勝ち負けに拘ったところでね…どうなんです?

他人の視線や評価なんて気にせず、好きな時計を全力で楽しんでください。その姿勢こそが、あなたの腕時計をより格好良く見せるのですから。

「○○歳代にオススメの(或いは使うべき)腕時計」

地味にざわつくフレーズです(笑)雑誌の常套句でもありますね。

私自身はこの「〇〇歳限定」みたいな勧め方が苦手です。実際、とある腕時計を決め打ちで買いに行ったとき、お店のスタッフの方に「30歳代の方に人気です♫」みたいなことを言われて、めちゃめちゃ気持ちが萎えたことがあります(結局興味を失いました)

この「年齢層縛り」…ほんと~にやめてほしいと思います。一体何の意味があるのか、腕時計収集家の端くれとして、全く理解できないのです。

腕時計個体からすれば「買ってほしいターゲット」が明確になるメリットよりも「買ってほしくないターゲット」が明らかになってしまうデメリットの方がはるかに大きいはずです。

買いたい人にとっても「自由に選ぶ」という最大の楽しみがスポイルされてしまうのですから、こんなに残念なことはありません(´;ω;`)

メーカー側は恐らくある程度はターゲットの年齢層をイメージして腕時計を作っていると思います。その辺は公式な広告を見れば掴めることですが、そんな時計をどう売るかは小売の腕次第ではないでしょうか。

例えばシニア向けの腕時計を若い人が身に着けるようなブームを牽引したり。或いは十数年後に似合う時計を提案してみたり。

腕時計なんてものは一度買えば何十年もお付き合いが続いたりするわけです。「この時計は長く使えば使うほどしっくりきますよ!」みたいな話を腕時計の「プロ」と呼ばれる方々がしてくれたら、私なんてイチコロだと思います。

私の職場には二十数年前に流行った腕時計を、とても大事に愛用されている方がいますが、そういうのが格好いいのです。「一緒に歳を重ねたい腕時計」みたいな企画なら、広い年齢層の腕時計ファンに訴求できると思うのですが…どうでしょう?

「女子が男子に勧めたい腕時計」

確かに、自分の亭主や彼氏に対して、自分の趣味に沿ったものを身に着けさせたい…と考えるタイプの女性はいらっしゃいます。私だって多少の経験はあります。

これは単なる経験談なので限定的に聞いていただきたいのですが…大好きな彼女の好みに合わせて決して安くない腕時計(大抵の場合それはジュエリーブランドの時計だったりしますが…)を購入したとします。実際多くないですか?このケース。

だけど…蜜月が終わって、彼女と別れちゃった場合はどうするんでしょうね?

恐らくその時点で「悲しみのカルティエ」「悲しみのブルガリ」…なんかシャンソンの曲名みたいな腕時計が生まれちゃうワケですよ。ダニエル・ウェリントンくらいお安い時計ならいいですよ?箱にしまって見ないようにすればいいですし、思い切って燃えないゴミの日に捨てちゃうのも「さらば我が愛!」って感じで男らしいかもしれません。

けれど、それこそカルティエのサントスだったりした場合、高価すぎてそういうわけにもいきません。悲しみを乗り越えて使い続けるか売り払うか…

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自分のセンスで買ったならセーフ!?

そんなこんなでどう考えても、その時のパートナーの趣味に合わせて高価な身に着けるモノの購入は避けたほうが宜しいのでは?と老婆心ながら警告しておきます。

唐突ですが、現在、新日本プロレスで「名勝負製造機」として大活躍されている「鷹木信悟選手」は、個人ブログのタイトルに「我道驀進」という言葉を掲げています。これは彼の試合を見たことのある方なら、間違いなく納得できるフレーズです。

腕時計という趣味はまさにこの「我道驀進」の世界です。誰に褒められるわけじゃない、誰に認められるわけじゃない…

自分が「こうだ!」と思えば、惑うことなくやっちゃえばいいのです。「この歳でこの時計は恥ずかしいかな?」とモジモジしたり、「このブランドだと舐められるかな?」みたいな惑いは、自分以外の誰かに「認められたい」という「欲」がある故に生じる雑念です。好きなように楽しみましょうよ。決して安くない買い物なのですから(*´∀`*)

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