『Baltic』フランスの洒脱が詰まった〝ネオ・クラシック〟

2026年の新作「シチズン TSUYOSA(NJ0230-59Lなど全4種)」は、ありきたりの〝ダイバーズもどき〟なのか??

 相変わらず何かと気になる存在として取り上げられることの多いシチズンコレクション「TSUYOSA(ツヨサ)」。そんなツヨサから〝シティーダイバーズの真打ち〟のようなモデルが発売されました。いても立ってもいられない心境で身悶えている方もいらっしゃいますよね?? アレはちょっと… 欲しいですもん(笑)

 今回はそんな注目のモデル「NJ02XX」のカラーバリエーション〝全4種〟の魅力に迫ってみたいと思います。

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そもそも「シチズンコレクション」とは何ぞや??

シチズン ツヨサ TUYOSA CITIZEN COLLECTION シチズンコレクション
出典:https://citizen.jp/

 光発電〝エコドライブ〟や機械式ムーブメントを搭載したリーズナブルなコレクション… 簡単に言ってしまえば「シチズンコレクション」とは、そういう〝エントリーブランド〟です。

 「なぁ~んだ、所詮は初心者向けの安物ですか」… ではありません。実際のところは上位ブランドにも劣らない、それどころか、上位ブランドに未だ存在していないタイプの人気モデルを擁していたりするのです。ぶっちゃけ侮れないのですよ。目を離した隙に「とんでもない代物」がリリースされていたりするからです。

 近年でいえば、その代表格は「TSUYOSA(ツヨサ)」でしょう。海外で火がついた人気はあっという間に広がり、ようやく始まった日本発売でもその勢いは衰えることなく継続。今や「シチズンの低価格機械式といえばツヨサ」といったイメージすら出来上がりつつあるくらいです。ブームとも言える段階から定番化までの熱でいえば、近作の中でも特筆すべき時計… それが「ツヨサ」だと思います。

カウントアップベゼルが付いただけなのに!!「ツヨサ」が斜め上のイメージチェンジ

 いつかは来るんじゃないか… そんな予感はありました。コイツには〝ダイバーズのベゼルも似合うんじゃないか??〟と。ケースのバランスやダイヤルデザインを見て、同じように妄想された方もいらっしゃるでしょう。

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0231-56L NJ0230-59L NJ0234-58X NJ0232-53X 2026年新作
ダイバーズベゼルで印象を大きく変化させた NJ0231-56L 出典:https://citizen.jp/

 そして〝やはり〟と申しましょうか、出たわけですよ。ダイバーズ…「カウントアップベゼルを被せたツヨサ(NJ0230-59Lなど)」が出たわけです。予想の裏をかいたりはしない、期待されたら男は黙ってやるだけよ!!… そんな男気すら感じさせるド直球な展開。大好きに決まっているじゃないですか!!

 ただ、公式を見る限りシチズンは、一言も「ダイバーズ」とは書き記していません。『海辺で感じる躍動感をデザインに落とし込んだ、力強くスポーティなルックス』… そう、デザインについてはこのような表現で方向性を表しているだけです。

機能としての「ダイバーズ」と、外見的特徴としての「ダイバーズもどき」について

 機能としてのダイバーズウォッチは、その名の通り「潜水時に使用するための時計」です。水圧に耐える構造が表面的なデザインにも反映されるため、世のダイバーズウォッチはドレスウォッチやビジネスウォッチには無い多くの〝デザイン的特徴〟を備えています。その最たるものが「ダイバーズベゼル」。皆さんもお好きでしょ??

 故に「ダイバーズベゼル」を備えた時計はイコール「ダイバーズウォッチである」という固定概念が存在するわけですが、実際のところそんなお約束はどこにもありません。

 シチズンコレクション「TSUYOSA(NJ0230-59Lなど)」の防水性は〝10気圧〟ですし、面と向かってダイバーズを名乗れる性能ではありません。ただ「潜水性能がないのにダイバーズベゼルを被しちゃいかん!!」みたいな決まりごとは存在しません。そのケースに似合うなら、そのダイヤルのフィットするなら… 要するに〝格好良ければ付けちゃえば良い〟のです。

 実際、ある程度の予測をしていた私にしても、その想像の遥か上を行かれた気がしています。唯でさえ世界的人気モデルの「ツヨサ」にこれはちょっとズルいなぁ~ と。そんな気持ちすら湧いてくる「ヤバいダイバーズもどき」が出現しました (*´∀`*)

一番人気は確定?? ブルーグリーンダイヤルが眩しいシチズンコレクション TSUYOSA「NJ0231-56L」

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0231-56L 2026年新作
NJ0231-56L 出典:https://citizen.jp/

 ここ数年の〝明るいブルーブーム〟を考えたら、このモデルが売れ筋の一番手になるかもしれません。ある意味〝狙いに狙った〟ブルーグリーンダイヤル、同色のベゼルで攻めに徹した「NJ0231-56L」です。色味がお好きな方であれば、このモデルしか目に入らない可能性もあります。

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0231-56L 2026年新作
NJ0231-56L 出典:https://citizen.jp/

 ライトブルーの流行も成熟したという現れかもしれませんが、実機を拝見した印象では明るさと発色を保ちつつも嫌らしくない、とても〝上品な色選択〟だという感想を持ちました。それでいてソーダキャンディーのような愛らしさもあって、これから先のサマーシーズンで袖口を彩るにはもってこいの「NJ0231-56L」だと思います。

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0231-56L 2026年新作
新宿西口のビックカメラで拝見した「NJ0231-56L」。ダイヤルの鮮やかなサンレイが目に染みる

 相変わらず見栄えのする〝サンレイ処理〟がなされた「ダイヤル」が見どころなのは変わりませんが、個人的には「ベゼル」の風合いにもグッと来ました。この何気ない佇まい、派手さを抑え時計本体との一体感を守り抜いた「貞淑な存在感」がたまりません。解ってるなぁ~ シチズンさん!!

ド直球のマリンテイスト!! ダークなマリンブルーダイヤルのシチズンコレクション TSUYOSA「NJ0230-59L」

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0231-56L 2026年新作
NJ0230-59L 出典:https://citizen.jp/

 チューダーの「ブラックベイ フィフティ エイト」のような重厚さを感じさせる深いブルーで引き締められた「NJ0230-59L」。今回リリースされた4本の中では明らかに一番汎用性の高いモデルです。

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0231-56L 2026年新作
NJ0230-59L 出典:https://citizen.jp/

 初見から「これでしょ!!」と狙い撃ちで購入される方も多い気がします。ダイバーズベゼルを素直に楽しむなら、まさにこのモデルしかありません。

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0231-56L 2026年新作
このまま着けて帰りたかった「NJ0230-59L」

 深海のように深みのあるブルーのダイヤルとベゼルの組み合わせは、ビジネスシーンでの大活躍を約束してくれるでしょう。「高級ダイバーズも持っているけど、仕事場で気兼ねなく使えるそれっぽい時計が欲しい」… そんな風にお考えの方にとって、検討に値する一本になりそうです。

茶金のGMT-MASTER Ref.16753 を彷彿とさせるシチズンコレクション TSUYOSA「NJ0234-58X」

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0234-58X 2026年新作
NJ0234-58X 出典:https://citizen.jp/

 初めて見せていただいた瞬間に「GMTマスターの茶金っぽいな!!」と連想させられた「NJ0234-58X」です。実際は茶というより〝明るいバーガンディー〟といった色味なのですが、それがゴールドと組み合わさると、私的にはどう見ても「茶金」でした。ヴィンテージロレックスの中で私が常に狙ってるヤツです (*´ω`*)

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0234-58X 2026年新作
NJ0234-58X 出典:https://citizen.jp/

 正直、普段遣いは難しいモデルかもしれません。袖口で相当な存在感を醸し出す類のデザインです。しかし、それこそが「茶金ライク」だと考えれば、買いやすい価格でもありますし、敢えてこの「ツヨサの茶金モデル」を狙うのも一興です。

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0234-58X 2026年新作
女子ウケも良さそうな「NJ0234-58X」

 これがねぇ… ツートーンの「GMTベゼル」だったら、今頃とんでもない騒ぎになっていたかもしれませんね(シリーズエイトではなく、GMT搭載ツヨサが出たときにでも…)

お洒落路線を攻めるなら断然コレ!! シチズンコレクション TSUYOSA「NJ0232-53X」

CITIZEN TSUYOSA シチズン ツヨサ NJ0232-53X
NJ0232-53X 出典:https://citizen.jp/

 4本の中で私が特にお薦めしたいのがこのモデル「NJ0232-53X」です。もう単純に格好良かった!! 試着した瞬間に脳天が痺れる感覚がありました。

CITIZEN TSUYOSA シチズン ツヨサ NJ0232-53X
NJ0232-53X 出典:https://citizen.jp/

 ケースのイエローゴールドはぶっちゃけ「めっき」なのですが、それが良いのです。これが本物の金だったら… 嫌らしいですよぉ。サラリーマンが仕事場に着けて行くには、相当にキツい時計になっていたと思います。メッキで良いんですよ。普段使いするならメッキくらいが丁度良いのです。ちなみに「PVDコーティング」呼ばれる着色も、広義ではめっきだそうです(乾式めっき)。

 ダイヤルとベゼルを彩る渋めのグリーンが派手なケースのゴールドを中和して、上品さだけを感じさせる見事な仕上がりでした。腕に載せたときのかすかなお色気もこれまた刺さる…

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0232-53X 2026年新作
ゴールドなのに嫌らしさの欠片もない「NJ0232-53X」

 たまにはゴールドケースの時計を使ってみたい、とはいえ、毎日使わないものに大金は払いたくない… そんな悩める紳士のお財布事情にも優しい「NJ0232-53X」だと思います (*´∀`*)

キャリバー「8210」の実力は??

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0231-56L NJ0230-59L NJ0234-58X NJ0232-53X 2026年新作 Cal.8210
至ってシンプルな「Cal.8210」

 搭載されているのは21,600振動/時で約42時間のパワーリザーブを誇る「キャリバー 8210」です。巻き上げは片方向反時計回り、ショックシステムは「パラショック」。ミヨタ8215のシチズンブランド版とされ、無駄を省いたストイックな作りが特徴です。

 従来モデルも同じムーブメントを搭載していますが、使う分には何ら不満のない安定したムーブメントだと思います。日差は公称で−20~+40秒と発表されていますが、先程ウチのツヨサくんの歩度を「Watch Accuracy Meter」で計測したら、およそ+10秒くらいでした。ホンマかいな!? やるやん!! 十分過ぎる性能です。

 少なくとも「ムーブメントがアレだから買わない」みたいに判断される中身ではありません。

腕載りも問題なしのケースサイズ

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0231-56L 2026年新作 試着の様子
しっくり馴染む腕載りの良さ

 40ミリ幅のケースサイズということで「デカいなぁ」と躊躇される方もいらっしゃると思いますが、まず、ダイバーズベゼルを搭載したことによる〝視覚密度の上昇〟からいって、ケース径40ミリが「デザイン的な正解」の一つであることは間違いないと思います。

 とはいえ、皆さんが気になるのは「腕載り」ですよね。

 販売スタッフさんに聞いたところ、今回のダイバーズルックのツヨサと従来の40ミリ径ツヨサのケースに大きな差はないそうです。ケースの型番も確認してもらいましたが、型番的には一応別物だそうです。それでも「たぶんほとんど同じですよ」とのことでした。

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0231-56L 2026年新作 ブレスレット
ブレスレットは、この価格帯では出色の出来栄え

 というわけで、40ミリ径の「NJ0154-80H」を使っている〝手首周り16.5~17センチ〟のワタクシの感触としては、腕載りに関する問題を一切感じませんでした。ラグ トゥ ラグが適切なので、特別細腕の方でもない限りフィットすると思います。装着感に優れたブレスレットのお陰で、載るというよりは「しっかりグリップする」印象を持ちました (*´ω`*)

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0231-56L 2026年新作 ケース厚
厚みは感じるが、全体のまとまりは悪くない

 ケースの厚みは「12.5ミリ」。従来のツヨサが「11.7ミリ」でしたから、ベゼルが大型化した割には抑えられていると言えるかもしれません。僅かにぽってりした印象はありますが、ケース全体のバランスから言えば悪くないと思います。

従来のツヨサ40ミリと何が違うの??

NJ0154-80H ビックカメラ 新宿西口店 シチズン ツヨサ CITIZEN TSUYOSA
見慣れたツヨサのダイヤル

 ケースについては前述の通りです。あとは…「針」ですね。針は時針、分針、秒針とも従来のツヨサとは異なる針が採用されています。

 従来のツヨサは時針と分針がデイトジャストのような「バー」でしたが、ダイバーズルックのツヨサ「TSUYOSA(NJ0230-59Lなど)」は重量感のある「太めのペンシル」に変更されています。この針の採用により、大幅にスポーティーな顔立ちになりました。太眉で目力が強くなったわけです。

 従来のツヨサはシンプルな秒針でしたが、こちらも変更され「ロリポップ」になりました。視認性が僅かに向上して、ついでに可愛らしさがプラスされた印象です。

 そして極めつけが、本格的な120クリックの「逆回転防止ベゼル」です。従来のツヨサもアクティブ寄りのドレスウォッチではありましたが、ダイバーズベゼルの搭載により桁違いなスポーティー風味の加算と、ツール感の追加が起きました。こんなにもダイバーズベゼルが似合うツヨサだったとは…

「TSUYOSA(ツヨサ)人気」の実態調査をしてきました!!

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0231-56L 2026年新作 試着の様子
これの小径が出たら出たで、また悩まされるはずです(笑)

 今回、ツヨサの新製品を拝見したのは「ビックカメラ 新宿西口店」さんでした。ちなみに以前、私がツヨサ(NJ0154-80H)を購入したのも同じお店。フロアの奥まった場所に時計売り場があるので、気分的にゆっくりとお買い物を楽しむことができます (*´∀`*)

 全4種類をつぶさに観察させていただく合間に興味がてら、販売スタッフさんに向けて気になっていた質問をぶつけてみました。「ぶっちゃけ、ツヨサの大きい方と小さい方、どっちが売れてます??」

 うーん… としばし沈黙した後「半々ですね!!」と教えてくれた販売スタッフさん。サイズの流行云々よりも、実際に着けてみた際の印象で「私は40ミリ」「自分は37ミリ」と、柔軟に選ぶ人が多いそうです。相変わらず外国人のお客さんの指名買いも多いんですって。こりゃあ一過性の流行は抜けたかもしれませんね。完全にロングランコース、或いはコレクションコースに入った気がします。

 こういった売れ方を見せる商品は強いのです。新作投入のタイミングも絶妙ですし、今のところ旧作の価値を落とすような展開ではありません。新作が出るたびに新鮮な話題が再沸騰するわけですし、年を経るごとにラインナップも分厚くなっている。新作のニュースを入口にしつつ、旧作の良さに気が付く消費者も多いはずです。

 確かにこれは強者。「ツヨサ」という名前は伊達じゃないと、今更ながらに思います。

シチズンコレクション「TSUYOSA(ツヨサ)」… キャンバスとしての可能性

シチズン ツヨサ セコンドセコンド コラボレーションモデル NJ0157-81L
出典:https://citizen.jp/

 シチズンの低価格機械式ラインナップとしては未曾有の人気を維持している「ツヨサ」。良い風が吹いているこの流れであれば、安直にダイヤルカラーをちょこちょこ増やしながら展開しても、それだけでかなりの売れ行きを達成しそうです。

 なんて思っていたら、そこはシチズンさんの「遊び心の賜物」なんでしょうか、今回のテーマである「ダイバーズベゼルを搭載したスポーツテイストのツヨサ」をリリースして「意外性と期待感の真ん中」を見事にくすぐってくれました。間違いなく売れる… 売れ続けると思います。

 そしてもう一つの「注目すべきモデル」についても触れておきましょう。ツヨサという時計の「キャンバスとしての可能性」をこれでもかと知らしめてくれた中々の意欲作… それがピクセルアート風の針とスパッと円月殺法の如き太刀筋で切断されたインデックスが見どころの「NJ0157-81L」です。

 これまた「そう来ますか!!」的なキャッチーさ… 世界的な時計デザインプロジェクト「seconde/seconde/(セコンドセコンド)」との熱いコラボレーションでシックでキュートな〝アート系ツヨサ〟が生まれました。

限定ツヨサ「セコンドセコンド コラボレーションモデル(NJ0157-81L)」は過去一良く出来たセコセココラボかもしれない!!

シチズン ツヨサ セコンドセコンド コラボレーションモデル NJ0157-81L
出典:https://citizen.jp/

 マイクロブランドを中心にある意味〝節操なく噛む〟姿勢で「次は何をやらかすのか??」のハラハラドキドキが楽しい「セコンドセコンド」さんのアクティビティ。常に世界中のファンに注目され、発表されれば必ず時計好きの話題をさらう〝特別な存在〟でもあります。流行に疎い私ですら何本かの「セコセココラボモデル」を楽しんでいるくらいですからね。

 敢えて申しますが、飛ぶ鳥落とす勢いのセコンドセコンドとはいえ「外すときは外します」。特定は避けますが「今回のセコセコはスベってるなぁ」と苦笑いでスルーしたコラボモデルも少なくありません。何となく、時計の価格が上がるほどスベり度が高くなる傾向がありますが… まあそこは、ワタクシの個人的な趣味の問題かもしれません (;´∀`)

シチズン ツヨサ セコンドセコンド コラボレーションモデル NJ0157-81L
出典:https://citizen.jp/

 そこ行くとツヨサの「セコンドセコンド コラボレーションモデル(NJ0157-81L)」は、超絶的に成功した〝セコセコ〟だと思います。セコンドセコンドだからどうこうではなく、プロダクトデザインとしての完成度が高いことに驚かされました。セコンドセコンドとシチズンが相互に理解し合った上で、人気モデルであるツヨサに、新しい解釈をもたらしたのだと思います。セコセコ大成功!! (*´∀`*)

存在感を増す「ツヨサシリーズ」への今後の期待

NJ0154-80H ビックカメラ 新宿西口店 シチズン ツヨサ CITIZEN TSUYOSA
TSUYOSAならこの先も楽しませてくれるでしょう!!

 ここまでのツヨサの展開を観測したことで改めて思いました。「ツヨサシリーズ」というヤツは、本当に底が知れないよなぁ~と。

 シンプルな3針ドレスモデルから始まり、小径モデルが出て、今回のダイバーズルック。そしてセコンドセコンドとのコラボレーションで見せた〝軽快なお遊び〟

 低価格帯の時計は売れ行きを見届けた上で次の一手を講じることが多いと思います。いざ作るとなると、ある程度の個数を確保しなければなりませんからね。故に外した際の損失も大きくなってしまう。

 そうして「売れてるなぁ」と感触を得たら、大きく変えない路線でカンフル剤を投入。少し売れたら「ダイヤルの色違いを出しがち」なのはそういうことです。

 ところが「ツヨサ」の展開はちょっと違います。何かにつけて「攻めの姿勢」なのです。早い段階で小径サイズを出したのがその証拠。これはシチズンさん自身がツヨサというプロダクトに〝大きな可能性〟を見出しているからに他なりません。

 ツヨサというモデル群は、世界中のファンに支持される形で「作ったものを売って回収する」という、シンプルなビジネスの流れから逸脱し始めているのかもしれません。一般的な商品の枠を超えて「ツヨサ文化」が発現する可能性… そんな息吹すら感じさせられる最近の「ツヨサシリーズ」です。今後も私たちが期待すればするほど「面白いツヨサが生まれる予感」がします。

最後に… ツヨサの「ダイバーズもどき」が丁度良い人もいる

シチズン ツヨサ TUYOSA NJ0231-56L NJ0230-59L NJ0234-58X NJ0232-53X 2026年新作
全てが絶妙。これは売れる!!

 ファッションウォッチの世界には、ダイバーズウォッチの見た目でありながら「ダメ!! 潜水!!」な時計がワンサカ存在しますが、「どうせ海になんて潜る気もないし…」と仰る方にとっては、それで〝何ら問題なし〟ということになります。高級ダイバーズの〝有り余るハイスペック〟で身を固めたいという男子特有の拘りは私にもありますが、残念ながら実際は性能を証明する機会がほとんどありません。

 今回のツヨサの記事を書き始めて、見出しでいきなり「ダイバーズもどき」と表現しましたが、その真意は「もどきで何が悪いねん」に他なりません。それでもぶっちゃけ〝10気圧防水〟ですし、理論的には少し水に浸けるくらいなら問題はないとされています。ですので「ダイバーズルックのツヨサ」にしても〝ゆるダイバーズ〟と呼べるくらいには水への耐性があります。

 それでもシチズンさんは「ダイバーズルックのツヨサ」をダイバーズとは呼びません。あくまで「マリンテイストのスポーティーなツヨサ」としてカテゴライズしているのです。それがシチズンさんの矜持であることは想像に難くありませんが、そのくらいの「もどきが丁度良い」と感じている方も相当数に上るはずです。

 都心部に生活の拠点を持つ方であれば尚更でしょう。ベースにあるラグスポとしての格好良さを、活動的なイメージを感じさせるダイバーズベゼルで鮮やかに縁取った「TSUYOSA(NJ0230-59Lなど)」であれば、個性が埋没しがちな「都市という底の見えない深海」で迷わないための、ささやかなコンパスにもなってくれるでしょう。

 乱立するビルの谷間で〝シティダイバー〟たちがスマートに生きるための「ダイバーズルックのツヨサ」。売れますね… 間違いなく!! (*´ω`*)

シチズン TSUYOSA(NJ0230-59Lなど全4種)仕様
項目内容
キャリバーNo.8210
動力機械式(自動巻き+手巻き)
精度-20~+40秒/日(静的状態での平均日差)
持続時間約42時間(最大巻上時)
重量149g
厚み12.5mm
ケースサイズ横40.0mm
ケース素材ステンレス(イエローゴールド色はめっき)
バンド素材・タイプステンレス(イエローゴールド色はめっき) 三ツ折れプッシュタイプ
バンド調整可能サイズ142~206mm
ガラスサファイアガラス
防水性能10気圧防水
耐磁性能耐磁1種
デザイン特徴逆回転防止ベゼル / 夜光(針+インデックス) / シースルーバック
機能秒針停止機能 / 振動数:21,600回/時 / 石数:21石 / 日付表示 / 日付早修正機能

※撮影機材: SONY α7RⅤ+ FE 70-200mm F4 Macro G OSS II + Xiaomi 15T Pro Adobe Lightroom で編集

Curated & Written by 砂布巾

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