「モテてますかぁー!」
「・・・・」
すみません。プロレスの本を読んでたら、猪木さんが乗り移りました。何かと破天荒な方ですが、男なら憧れる人生だと思います。こういう人がいなくなると地球が寂しくなるので、いつまでも元気で長生きしてほしいですね。
【追記です】病と戦い抜いた末、猪木さんは2022年にご逝去なされました。心からの哀悼を捧げるとともに、これからも私はプロレスファンとして、猪木さんの勇姿を忘れないでしょう。
まぁ、若い頃の猪木さんはモテまくったと思いますが、私は全然ダメでした。要素がないです。モテる要素が微塵も…
この世に「モテる時計」はあるのか??
唐突ですが「モテる腕時計」ってどんなのでしょう?そもそも「腕時計でモテる」は可能か…というかあり得るのでしょうか??
さて、以前知り合いの紹介で「北新地の高級ラウンジ」へ行ったときの話です。
軽い感じで知り合いと申しましたが、父の長年の友人で私よりはるかに年上の「人生の大先輩」です。知性と遊び心が同居した、酸いも甘いも噛み分けまくったカッコいい御方。
その方が「砂布巾くん、新地で呑もう」と誘ってくださったので、一も二もなくほいほい付いていきました。なんと、お店からはだいぶ離れているであろう場所に妙齢の美人が立っています。いつもこの場所で待ち合わせてから、軽くお腹に何か入れてお店に向かうそうです(軽くと言いつつ、食事の支払いは合計で10万円を超えていました。軽く… とは??) 奢られちゃいました (;´∀`)
慣れない場所でオドオド
普段、こういうお店に縁がない私は終始「おっかなびっくり」な状態。
お店は味のある雑居ビルの地下にあって、重厚なドアをくぐるとキラキラ輝くバーカウンターが。
「お荷物はこちらへ」と促されて、コートとカバンを預ける。さらに奥へ誘導され、ドラマで見るような厚みのある「ぐるっとコの字型のソファ席」へ通されました。えれぇところに来ちゃったよ!!
知り合いの「大先輩」は手慣れた感じでお店のスタッフに声をかけて、さらっと色々注文してからお手洗いへ。一人残されてあからさまにオドオドする私…とそこに、どこかで見たような集団が来店。
テレビでお馴染み、関西お笑い界の重鎮さんでした。ヤバイ、ここヤバイ店だ (;´Д`)
突然の腕時計話に食いつく

「大先輩」がお手洗いから帰ってきました。と、どこから湧いてきたのか知らないが、8人ものホステスさんが一斉に「大先輩」を取り囲みました。モテモテだ。同じソファ席の私も勿論、ホステスさんに包囲された状態です。
ホステスさんに各々自己紹介され、多少は不慣れな空間に馴染んできたかな~と感じ始めた頃、ひょんなことから「腕時計の話」が出てきました。確か「大先輩」がカメラが趣味で〝時計も好きだ〟みたいな…そんな話の流れからでした。
「ぼぼぼ… 僕も好きですよ。腕時計!」
交わされるたくさんの会話の中で、唯一絡めそうなネタだったのでガツガツ拾いに行ってみました。急にギアが入った感じで、傍目には気持ち悪かったかもしれません。モテない男はココがダメなんだと後に反省。
「その時計は…変わってますね?」
よくぞ聞いてくれました!!
その日着けていた「クロノファイター」について、聞かれもしない知識を語りまくりました。「後で調べてみますね」と言ってくれたのが救いだが、きっと呆れていたに違いありません。はぁ…
北新地でモテる時計は??
とは言え流石は接客商売。時計についての知識も尋常じゃありませんでした。
興味深かったので、「こういうお店だと、どんな時計がモテる時計ですか?」と聞いてみました。腕時計でモテるなんてことはないそうですが、とは言え、こういう場で腕時計をしてない人は問題外とのこと。危ねぇ…セーフ。
ホステスさんたちにとって一番解りやすい「ステータスシンボル」が、男性が身に着ける腕時計なのは間違いないそうです。解りやすいブランドならそれほど勉強しなくても覚えられるし、何より身に着けている訳だから目の前にある。一見さんに会った時に色んな意味で、見たまんま正直に格付けができるという話でした。
遭遇率ナンバーワンは、予想通り「Rolex」でした。しかし、モテるかというとそうでもないらしい。何というか…使ってる人が多過ぎる… ですって。
モテるモテないで言うと、「カルティエ」や「ヴィトン」の方がモテるみたいです。確かに、女の子の会話にもスマートに食い込めそうです。私も「タンブール」や「パシャ」にしておけば少しはモテたかもしれません(汗)
有名ではない高級時計の不遇
「高級だけど日本では有名とは言えないブランドの腕時計は?」と聞いたら、「覚えられないから、どうでもいい」… ですって!! 1000万円の独立系を着けて行っても、微塵も触れられずに帰宅することになりそうです(笑)
まぁそれでも、予想通りの答えで妙に得心できました。色気も何もあったもんじゃない「初・ラウンジ体験」でしたが、やっぱり腕時計絡みの会話は楽しいですね。例え撃沈でも!!
この後も大先輩と2回くらい同じお店に顔を出す機会がありましたが、そもそもお酒の呑めない私は最後までお店の雰囲気に馴染めずに終わりました。良い思い出になりましたけれどね (;´∀`)



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