11. ニバダ・グレンヒェン『アンタークティック スパイダー 35011M17』のためのストラップ

| プルアップオイルレザー | 18ミリ幅 | バンビ製 フォールディングバックル |
待ちに待った二本目のニバダ『アンタークティック スパイダー』に最強のストラップをあてがってやりたくて、松下代表に相談。すると「コレなんてドンピシャじゃないですか??」と提案されたのが「試作中」の「カタナ」でした。
まだステッチが入っていない状態だったと思いますが、松下代表のアイデアで「スパイダー」⇒「スパイダーマン」⇒「マーベル スパイダーマン!!」とイメージが膨らんで、こんなにも愉快なストラップが誕生しました。
一見すると、遊びが過ぎるように見えて着けこなしに難があるように思われるかもしれません。ところがどっこい!! スーツでもイケます。いや、むしろ大人シック!! 変わり種ですが、その完成度は半端ではありません。
12. ウニマチック『U4S』のためのデニム素材NATOストラップ

| デニム・牛革 | 22ミリ幅 | 引き通し |
H°M’S” WatchStore がウニマチックの扱いを終えると聞いて、駆け込みで購入した『U4S』。購入からしばらくして「コイツにはNATOだな!!」と思い込みが頂点に達した私は、またしても松下庵へ。取り敢えずお店に行けば何かしらの「答え」がありますからね。
そうして購入したのが、発売を開始したばかりの「ロイヤルデニムNATO」でした。表がデニム素材、裏が牛革という、他ではありえない作りが「見えないお洒落」のように所有者の満足を掻き立てる一本です。
裏材の牛革に関しては、汗を吸わせまくって「育てる」のが「粋」ってものでしょうね!!
13. ジャガー・ルクルト『レベルソ スクアドラ ホームタイム』のためのオーダーストラップ

| 12時側)ナイルクロコダイル (ヒマラヤ) 6時側)ポロサスクロコダイル (グレージュ) | 22ミリ幅 | 純正フォールディングバックル |
2年越しだったと思います。松下代表と知り合った最初の頃に「スクアドラを何とかしたい」と相談していた私でしたが、ようやく心が決まって「厄介なラグのスクアドラにストラップを作ってやろう」プロジェクトが立ち上がりました。ちなみに銀座の某店では「うちではちょっと…」なんてヤンワリ断られたスクアドラさんです。
成功の鍵は「ドナーを提供できるか」でした。スクアドラ用にクロコとラバーのストラップを持っていた私は、痛みが顕著だったクロコをドナーとして提供。ラグの高さに添わせるための技術的な問題の多くはこれで解決しました。
次はどんな素材でどんな色味の革を選択するかです。これに関しては私と松下代表の意見が真っ二つに割れて(笑) こういうときの私は自分の意見を引き出しに締まって相手の意見に同調することが多いのですが、このときはそれが完璧に功を奏しました。
おかしいでしょ?? このセンス!!(笑)
親側と剣側でニュアンスを変えるにしても、この発想は中々出てこないと思います。「ナイルクロコグレージュ」と「ヒマラヤクロコ」ですよ?? ある意味、松下代表が試してみたかったことを実現してもらった「フルオーダー ストラップ」。世界で一本だけの超スペシャルモデルです。
14. パテック・フィリップ『ゴンドーロ 5124G-011』のための牛革ストラップ COMBAT

| イタリア マヤショルダーレザー (パティーヌ仕上げ) | 22ミリ幅 | 面ファスナー着脱 |
「クロコの無双ストラップ」でドレスウォッチとしての完成形には達しました。ところがこの「ゴンドーロ」ってヤツは、それだけには留まらない「潜在能力」がありまして…
そうして「はっちゃけた使い方」もできる可能性を見付けた私は、贅沢にも「二本目」のストラップを買ってやることにしました。
もちろんこのときも松下代表に意見を聞いてのことですが、こんなところに落とし所があるとは思いもしませんでした(笑) YKK製の面ファスナー「クイックロン」によるカジュアルな装着性、四角い背当て… 恐らくこんな風体のゴンドーロを使っているヤツは、世界中探しても私だけでしょう!!
ちなみに、固そうな見た目からは想像できないくらい、めちゃくちゃ着け心地の良いストラップです。
15. ジン『556』のためのベンズレザー オーダーストラップ(ロングテール)

| ベンズレザー (姫路レザー) | 20ミリ幅 | 社外品尾錠 |
極端にシンプルなジン『556』ですから、遊びすぎたストラップは似合いません。クロコダイルで着ける時計でもないでしょう。あくまでもスポーティーに、そして端整な顔立ちを引き立てる「優れた脇役としてのストラップ」をオーダーすることにしました。
このとき、私と松下代表のアイデアは完全に合致しました。赤と白のステッチの順番すら意見の一致をみたのです。これはもう勝ったも同然。そして実際に、完成した「556用ストラップ」は、556が隠し持っていた「色気」を見える形で引っ張り出してくれました。「限界までロングでお願いします!!」といった無茶な頼みも、実用範囲内のギリギリで実現してくれましたしね!!
ハリのあるベンズレザーのブラックが、遠目にも「逸品であること」を感じさせてくれます。ロング仕立てでお願いしたのも大正解。556をお持ちの皆さま、渋谷のジンデポでも大絶賛だった本作を真似てみませんか?? 恐らく、見たことのない556を見ることになりますよ。
16. エベラール『クロノ 4』のためのパティーナ ブルーのオーダーストラップ(ロングテール)

| イタリア マヤショルダーレザ (パティーヌ仕上げ) | 20ミリ幅 | 純正尾錠 |
「異形腕時計録」というものがあったとしたら、この『クロノ 4』はそのトップ10に入っているでしょう。個性の塊であるこのエベラールに負けないだけのストラップを作ってもらおうと、たまたま一緒だったセリューの中澤代表と一緒に松下庵に突撃したワタクシ。
色は「青にする」と決まっていました。サブダイヤルの小さな針の一本が青針で、そこから強引に「青いイメージ」を膨らませようとしたのです。
このときも幸運な偶然がありました。マヤショルダーを青く染め上げたストラップの幾つかを目にすることができたからです。それは水彩絵の具で言うところの「アズールブルー」… 要するにイタリアをイメージさせるカラーでした。パティーヌが効いてるぅ!!
ステッチやコバの色を指定して、さらにストラップを「ロングテール」で作ってもらうことに。美しい革なら、より広い面積で楽しみたいじゃないですか?? そしてその目論見は大正解だったと思います。イタリアの伊達がここに結実!!
全てのストラップに「語れるストーリー」が滲んでいる
ホント、それです。ナンボでも語れますねコレ。誰か止めて下さい(笑)
今回の記事を書くにあたって、自分が購入した「松下庵ストラップ」を集めてみたわけですよ。するとまぁ… 購入の経緯、お店で偶然お会いした方、松下代表並びにスタッフの皆さまと交わした会話が克明に浮かんできたワケです。年齢的に自分の記憶力には自信を持てない私ですが、ストラップを見つめていると、そのときそのときの情景がハッキリと見えました。
素材選びから始まって、色、カタチ、ちょっとしたアクセント… そういったステップを登りきった先に生まれた作品の数々… そういった「完成までの道のり」を楽しんでこその「オーダーストラップ」です。
気持ちを込めて完成にこぎ着けた一本には、そうした「紆余曲折の記憶」が擦り込まれています。職人と交わした言葉、参考にした愛好家の意見… 思い出すまでもなく思い出されるひとつひとつのメモリーが、オーダーストラップをあなただけの『記憶資産』に変えるのです。量販店で購入した吊しのストラップでは、こうはいきません。
特に「松下庵」の場合、代表の熱量も相まって記憶のヒダに擦り込まれる係数が高い気がします。私にしてもこれだけの本数に関して、それぞれのエピソードを記憶していたワケですからね。
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良い意味で「価格と手間が合っていない」 松下庵のディフュージョンライン
続いて、松下庵にとっては「ディフュージョンライン」的存在の「Under the Pine」です。現在は取り扱っていないようですが、これがアナタ、思えばとんでもない代物でした。
まず、「廉価版」の位置付けが意味不明でした。これをメインに商売したとしても全くもって成り立ってしまう品質なのです。見た目や品質を確認した後で値札を見て、私は何度も腰を抜かしそうになりました。「ディフュージョンの基準」って一体何なのか…
安くてゴージャス!!『Under the Pine』の世界
ここからは『Under the Pine』の奥深い世界を見ていただきます。そう言えば私、以前代表に言ったことがあります。「これを廉価版とか言われたら、他所は本当にキツイと思いますよ!!」と。
論より証拠。全ての組み合わせが完璧に決まっている『Under the Pine 装着例』をご覧下さい。
〝昭和の腕時計ストラップ〟をテーマに作られた、クロコダイルのストラップ
購入したばかりのクロノトウキョウ『34MM』を松下庵さんに持ち込んだら、全く同じモデルを購入した方とバッタリ出くわしたことがあります。「ストラップで困ったら松下庵で解決!!」と決めていて、安くて高品質な「Under the Pine」という選択肢があることも周知している… と考えると一見偶然の遭遇に見えて、高い確率で「松下庵で出会う両名」だったのかもしれません。
「Under the Pine」のコンセプトは「昭和の腕時計ストラップ」。34ミリ幅というヴィンテージのバランスを持つ小径のクロノトウキョウには、雰囲気を含めて余りにもドンピシャでした。お爺ちゃんが若いころに着ていたコートを羽織ったお孫さんといった風情が生まれて、今と昔の美意識を同時に味わえる「特別なクロノトウキョウが完成」しました。
クロノトウキョウ『34MM』のためのダークシアン・クロコダイル(玉斑)ストラップ

「ブラックMOP」の玄妙な色彩変化を受け止めるストラップが欲しい… 我ながら無茶を言ったものだと思いますが、これしかないと言える一本が「Under the Pine」の中にありました。
上品さの中に野性味が感じられて、いつまでも眺めていられる素晴らしい組み合わせです。
クロノトウキョウ『34MM』のためのブラウン・クロコダイル(玉斑)ストラップ

ダークトーンのセクターダイヤルが超絶的に格好良い『34MM』をさらにシックに仕立てるために購入した「Under the Pine」です。
「斑」ですね… 時計のスケール感にピタリとハマった玉斑のパターンが、この時計を更なる高みに引き上げたと思います。クロコなのに「嫌らしくない」のも「Under the Pine」ならではです。
ヴァシュロン・コンスタンタン ラウンド2針のためのクロコダイル(竹斑)ストラップ

ヴィンテージテイストのクロノトウキョウ「34MM」で見事なユニゾンを見せてくれた「Under the Pine」。当然ながら「ガチなヴィンテージ」においても、完璧で貞淑な寄り添い性能を見せてくれました。
いやぁ… ストラップに「高級感の付帯」を求める方は多いはずですが、「Under the Pine」のストラップは『静かな説得力』で本体である時計の個性を侵食しないところに、抜群の使いやすさがあると思います。傷やくすみを含めた「ヴィンテージ特有の個性」を尊重してくれますからね!!
オメガ『デ・ヴィル トレゾア』のためのクロコダイル(玉斑)ストラップ

時計の価格からいって、もっと高価なストラップを与えてやるべきかもしれませんが… 実はかなり「満足」している自分がいます。
息することを忘れるほどに美しい『デ・ヴィル トレゾア』の「ブルーサンレイダイヤル」を、感じるか感じないかの瀬戸際で存在感を示すストラップの「青」が引き立てる… ストラップと時計本体の関係性、その理想形がここにあります。
カルティエ『タンクマスト ソーラービート(WSTA0059)』のための艶消しブラックのクロコダイル(玉斑)ストラップ

果たして、標準装備の「リサイクルアップルレザーのストラップ」で満足した方がどれくらいいるのか… 実際のところボックスを開けて初めて腕に巻いて、「これはちょいとマズイかもしれん!!」と冷や汗をかいた方が大半なのではないかと思います。
私の場合は「LM」サイズですが、ボーイズの短いストラップが付いてきたこともあって、購入した伊勢丹を出る頃には物理的な理由での「ストラップ交換」を心に決めていました。
これは先発で送り出した投手が初回に打ち込まれて、2イニングスから「ロングリリーフ」切り替えないといけないような「緊急事態」です。そんなとき、いつも完璧な準備で期待に答えてくれるのが、松下庵でした。素晴らしいでしょう!! 厚みと存在感のバランスが完璧で、どこまでも上品な組み合わせになりました (*´ω`*)
100倍の価格の時計でも格負けしなかった『Under the Pine』
驚くべきは「Under the Pine」の「包容力の高さ」です。これまたピンとくるストラップのイメージが浮かんでこなかったオメガの『デ・ヴィル トレゾア』の〝一時しのぎ〟にも「Under the Pine」を買ってみたのですが、未だに組み合わせで上回るストラップに出会えていません。120万円を超える時計と組み合わせても格式で全く引けを取らないのは、実際、スゴいことです。私が購入した頃は1万円前後のお品でしたからね。
確かに、「松下庵」のメインラインに比べれば、物足りない部分はありました。それでも作りに「手を抜いた」ような箇所は一切ありません。どれもキチンと「松下庵のDNA」なのです。
松下庵のコンセプトを外注で作るスタイルだった「Under the Pine」にも、当然ながら松下代表の厳しい目が注がれていました。そうでしょうとも!! ブランドを守るとはそういうことです。
それでも看過できないモノに関しては、松下代表自らが手を入れたそうです。ほとんどバラバラにして作り直したモノもあると仰っていましたから、廉価版とはいえ、かなり手の掛かったストラップだったことは確かです。
そんな顛末もあってか、「Under the Pine」のストラップは廉価版でありながら、「兄貴分」の松下庵メインラインに肉薄する「格」を感じさせてくれました。数十万円、百万円超えの高級時計であっても、それがドレスウォッチ系であるならば絶対に引けを取らないのが「Under the Pine」のストラップでした。コスパモンスターでしたね。
現在は新たに再構築されたセカンドライン「+MIJ」が稼働しています。ここから更に魅力的でリーズナブルなストラップが誕生するはずですし、松下庵入門者のみならず、松下庵のベテラン利用者にとっても、更なる楽しみが増えています。
芸術を語らない「本物の芸術家たち」
意味のわからない造形を見せられて反応に困っているところに、したり顔の誰かがやってきて、「これが芸術なんだよキミ!!」なんて言われたらどうでしょう?? 自分より芸術・美術に精通している人物のひと言で脳内評価が一変した… なんてことがあるかもしれません。
本来の評価は最初の「ナニコレ??」であるはずなのに、「ゲージュツ」なんて説明が加わることでそれが覆った… 誰もが多少は経験のあることではないでしょうか?? 要するに「芸術」や「アート」、それを体現する「芸術家」「アーティスト」といったワードに対して、そこそこの「影響力」と「権威」を感じる人が多いのです。
そもそも芸術家とは、表現者の権威を証明する肩書として存在する言葉ではありません。幸運なことに私は、この長い人生で数名の「本物の芸術家」に出会いました。そんな彼らに共通すること… 即ち「芸術を語らない」のです。もちろん、自分のことを「芸術家」だの「アーティスト」だの言っているのも聞いたことがありません。
「芸術家」は免許制ではありません。だからこそ、それを名乗るための「実力」といった資格が必要です。ところが、本物の芸術家は自らの卓越したクリエイティブが勝手に語りだすため、自分の作品をワザワザ「芸術」とカテゴライズする必要がない。
ってなわけで「芸術を語らない芸術家の中にこそ、本物の芸術が宿っている」… 私はそう思っています。
ごく稀に、自らの仕事の高い芸術性に気付いていないクリエーターさんもいたりします。松下庵の代表である「松下さん」はまさしくそんな感じの方です。彼が作るストラップを一度でも手にした方ならばお解りでしょう。
松下庵のストラップを手に入れれば、満たされた物欲とは別の、新たに湧き上がる渇望を感じるはずです。一本のストラップ購入を契機に、作家の可能性をもっともっと見てみたくなる… 単純に「沼」だなどと安っぽいアナロジーでは語りたくありませんが、捕らわれたら抜け出せない中毒性が「松下庵のストラップ」にはある… それだけは確かです (*´ω`*)
木喰が彫り上げた「仏像」にも似たり… 松下庵

これら芸術作品を生み出し続ける松下代表の口から、一度も「芸術」を聞いたことがない… その本当の理由は解りません。それを語ることの「ダサさ」を知っているから、性格的にただただ「小っ恥ずかしい」から… 松下代表のお人柄から言って、そういった側面もあるでしょう。
では、これまで作っていただいたストラップから感じる膨大なイマジネーションとセンスの奔流をなんと呼ぶべきなのか??
例えば多くの著名な宗教画は芸術作品として生まれたわけではありません。民衆に「神の世界」をイメージさせ、信仰の拠り所とすべく描かれた、謂わば「宗教教材」です。
私は江戸時代後期に活動した遊行僧である仏師「木喰上人」が作る仏像が好きなのですが、木喰本人が将来的な「芸術作品としての評価」を気にしていたとは思えません。円空仏に影響を受けた木喰は、民草に乞われるままに仏像を彫り、その生涯で1000座以上を作ったとされています。そんな木喰にとって、仏像を彫ることは「生きることと同義」だったはず。大正に入って「木喰仏」の芸術性の高さに心を動かされた柳宗悦によって再評価がなされ、今や世界的にも広く知られる芸術作品になりました。
松下代表の作るストラップは「木喰の仏像」に似ています。ひたすら目の前の課題に取り組む背中は仏師に似たり。そこには松下代表本人にしか解らない人生観が詰まっていて、それがまたユーザーの心を掴んで離さないのだと私は思います。
木喰は生涯、特定の寺院や宗派に属さず、風来の身を是として活動したそうです。誰に学んだか、どんなスゴい仕事をやってきたか… そういうことを建前とせず、今出来上がった作品だけで勝負する松下代表の在り方が、木喰の素朴な生き様と重なって仕方がないのです。
「やらなくても良い手間」がファンの心を捉えて離さない
先日、松下庵さんに久しぶりに赴いて、代表と懇々と話し込んだ際、他のストラップメーカーさんの話題も出てきました。ちなみに現代の職人さんの常識からすると、松下庵のストラップ作りは使っている道具も古く、手順や工程に関しても「省エネ」とは真逆なのだそうです。
「こんなことをやってるんですか?? と驚かれるんですよ」… ポツリと松下代表は仰りました。無駄かもしれないと解っていても、その「ひと手間」を削ることができない… すでに松下庵のストラップを手にしている方に説明は不要でしょう。松下庵と他のストラップを分かつものがあるとすれば、それが「やらなくても良いひと手間」であることは明白です。
「ハンドメイド」と呼称しても、その基準はメーカーによって様々です。どこまでのオートメーションが許されるかについても議論の余地は残ります。現状はほとんど「言ったもの勝ち」ですしね。
だからこそ「松下庵のハンドメイド」には特別な価値があるのです。「やらなくても良いひと手間」とは、言い換えれば責任あるメーカーとしての「最終防衛ライン」に他なりません。松下代表のお話を伺って、松下庵ストラップから常時染み出す「不思議な熱量の正体」が解った気がしました。
松下代表にはいつまでも健康でいてもらって、「ストラップ界のTHE ALFEE」としてコアなファンを増やし続けて欲しいですね!!(ナンノコッチャ)
最後に… これで「松下庵でストラップ」を作ってみたくならないのであれば、私の表現がダメなのかもしれません(笑)
それほど買いまくった感覚もありませんでしたし、今回は7000字くらいでサラッとまとめることができると高を括っていました。いやはやとんでもない… 1万7000字級になってしまいました。頭の中で把握していたよりも遥かに多くの「松下庵ストラップ」を買っていたこともあって、それらにチマチマと言及していたら、自然とこの文字数に達していました(7000字で〝短め〟と感じる時点でどうかと思いますが)
「今すぐ松下庵へGO!!」「さあ、松下庵公式で今すぐストラップをポチるんだ!!」… 今回の記事にそんな意図はさらさらありません。そんなことしなくったって、松下庵のストラップは引く手数多ですからね。要するに推す必要のない松下庵さんを、私が勝手に推しているだけです。
ではなぜ、そんなことをしているのか??… この満足を分かち合いたいからですよ。手縫いに拘る意味、時計を知らねば到達できない境地、松下庵を体験することでそれらに何らかの答えが出るからです。
松下庵のストラップを手に入れた最初に言われたことに、「汗を吸ったり汚れたりしたら洗って下さい」がありました。ビックリですよね?? レザーストラップって夏の着用は避けるモノだという常識がありましたが、松下庵ではそれすら非常識なのです。「ガッツリ蝋を染みこませた糸で縫っていますから、水なんて浸入しません」と聞いたときは感動すら覚えました。「実用を極めたレザーストラップがここにあった!!」と確信したのもこのときです。
松下庵さんのストラップは決してお安くありません。そこそこの時計が一本買えてしまうくらいのモノもあります。確かに高級品です。
ただ、コレクション内で最高峰の一本に奢ってやる「最高のストラップ」としてなら、大枚をはたく意味もあるでしょう。格の高い時計には格の高いストラップを付けたいというのが、時計好きの人情ですからね。
であれば… 一本であれば、松下庵にしても決して高くはないと思うのですが如何でしょうか?? 決して無責任に推してるワケではありません。ただ、松下庵を付けたときの「この時計… 笑ってる!!」みたいな感覚… あの誇らしさを、皆さまにも味わってもらいたいだけなのです (*´ω`*)
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まもなくやってくる「投稿600本達成記念イベント」について
さて、ここまで集中を切らさずに読んで下さった皆さまには、少し早めの「スペシャルな情報」をお知らせしましょう。
今回の投稿で腕時計喫茶の総投稿本数が「596本」になったわけですが… お解りですよね?? そう!! まもなく『600本』のマイルストーンに届くのですよ!!(ウヒャァ)
イベントも開催いたします。キリ番の回を追うごとにゴージャスになる傾向のある『プレゼント』にもご期待下さい。協賛の根回しも各所で進めておりまして、なんと!! 複数の企業さまから前向きなお返事を頂戴しています。
当然そこには取り纏めとしての責任も生じますので、SNSを利用した550本イベントとは異なり、「腕時計喫茶の読者さまを対象としたイベント」として実施いたします。応募できるのは「読者登録」を済ませた方に限ります(転売等の不埒行為に対処するためとお考え下さい)
ってなわけで!! まだの方は読者登録を行っておいて下さいね!!









ご意見・ご感想
コメント一覧 (6件)
こんばんは!魅力的なストラップばかりですね😍
先日初めて松下庵さんにお伺いして、すぐまた行きたくなっています💦
秋冬に向けてストラップで使ってみたいと思っている腕時計があるので、楽しく悩み中です😆
えるのいさま、コメントありがとうございます♫
開けちゃいましたか… ストラップ沼の扉を!!(笑)
松下庵を知って変わった最たるものは「年がら年中レザーストラップでも良いんだ」ってことです。
だからどんどん増える。松下庵が増える~(笑)
ではいずれ、浅草でお会いしましょう(*´ω`*)
是非是非お願いします😆
ブレスレットも凄くお気に入りのアクアスターさんで悩み中なので、自然と気合入ります✨
えるのいさま。
出来の良いブレスレットを外してのストラップ換装は勇気が要りますよね(汗)
とは言え今はアビエもありますし、だいぶストレスは減ったと思います。
私もオイスターブレスを外すときは気合い入りました(笑)
圧巻の物量ですね〜!
松下庵への愛が伝わる記事でした!
レベルソのストラップは単体の記事を拝見した時から思ってましたが芸術品と言っても過言ではないですね!
私は松下庵GMTを持ってるので、台座付きのベンズレザーストラップでその恩恵を受けれていますが、手に馴染んだ時の付け心地が本当にいいです。いい意味で皮がフニャッと柔らかくなります!笑
スナフキンさんがここまで熱狂的なファンになっているのも共感できます。
Y太さま、ありがとうございます♫
これだけ購入しても未だ一度も期待を裏切られたことがないのが誠にスゴい!!
そして無茶をお願いするほど深く入る「松下スイッチ」(笑)
出来上がりを待つ時間すら楽しい松下庵の素晴らしさが、少しでも伝わればと思います(*´∀`*)
そそ!! 見た目は固そうなのに載せるとソフトな松下庵!!(笑)