『Baltic』フランスの洒脱が詰まった〝ネオ・クラシック〟

【2025年回顧】購入総数20本!! 入手した腕時計を反省とともに振り返る

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 親愛なる腕時計喫茶愛読者の皆さま、お待たせしました!! 本年最後の記事リリース、毎年お馴染み砂布巾大出血の記録「腕時計購入回顧・2025年版」でございます (*´∀`*)

 はじめに結論から申しますと、2025年は前年(24年)とは比較にならないほど『腕時計購入を我慢した年』でした。35本も(アホみたいに)買ってしまった昨年の反省もありましたが、意識的に〝ヤバい時計〟を見ないようにしたり、何度もお経のように「南無ぅ… お金は無い」と唱えたり…

 腕時計購入という「ガツンとくる瞬間」のお陰で、各種メンタルの危機を乗り越えてきた私にとって「数少ない心の救済」である『腕時計購入』を減らすことは苦渋の決断でした。しかし、ショッピングローンの類いを〝禁じ手〟にしているポリシー上、財布の中身が淋しければ自動的に購入を諦めるしかありません。喉から手が出ちゃいそうなほど〝自分好みの時計〟に出会っても、お金が無ければ買えないのです。そんなわけで2025年はこの先、「涙ながらに見送った時計で溢れた一年」として記憶されるでしょう(泣)

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砂布巾が2025年に購入した全ての時計

 そんな悲しい独白はオシマイ!! さっさと参りましょう!! 2025年のファーストバイは「頑固一徹」の職人気質で知られる、苦み走った〝ドイツブランド〟で幕を開けました。

【1本目】January(1月) ジン特殊時計会社「556.I.RS」

2025年 購入 腕時計 Sinn 556.I.RS
Sinn 556.I.RS

 24年末ごろに開催された渋谷ジンデポさんのイベントで「来年は買います」と宣言していたこともあって、まずはこの約束を果たすことから始めようと考えた律儀な私。

 公式ページで何度も予習してからジンデポさんに伺って、お目当てをすんなり購入… とは行かないのが腕時計購入の難しいところ(汗) ショーケースに居並ぶ現物を見た瞬間に、構築していた購入計画は脆くも霧散。3針かクロノグラフかという〝基本〟で迷走するハメになりました。

 ブライトリング ナビタイマーの異母兄弟である「SINN 903.ST.AUTO」を持っていますし、次に購入するなら「3針」が自然の流れかもしれませんが、購入計画として頭の中にあったのは、新型903を含めた「クロノグラフ」の方でした。ジンのクロノグラフが纏う「機械!!」って感じがたまらなく好きなのです。

 如何にも〝ジン〟といった風情の103.B.AUTOと新型903.Stを天秤にかけつつ、あーでもないこーでもないと身悶えていた私でしたが、一旦、頭の中をリセットするために見せていただいた3針が、ジンのラインナップで最もシンプルなパイロットウォッチ「556シリーズ」でした。

 その瞬間、私の頭部を強烈無比に締め付けた無形のアイアンクロー。悩むだけ無駄。その時点でタップするしかなかった私は、美しいブラックラッカーダイヤルの556.I.RSを購入しました。赤く着色された秒針の可愛らしさに… フォーリンラブ (*´ω`*)

 直後に、迷うことなく作ってもらった松下庵のベンズレザーストラップも見事にドハマり。以来、ウチの「1軍」さんとしてバリバリ活躍してくれている「556.I.RS」です (*´∀`*)

【2本目】February(2月) コーニッシュ「OBSCUR II(オブスキュア2)」

2025年 購入 腕時計 CORNICHE OBSCUR II
CORNICHE OBSCUR II

 2023年辺りで、それまで避け気味だったブラックケースの時計の格好良さに気付いて以降、「黒い時計のマイブーム」が続いていたところにやって来たコーニッシュの「オブスキュアⅡ」

 正しくは「オールグレー」と表現すべきかもしれない「オブスキュアⅡ」〝抑えた表現の上品さ〟に射抜かれ、敢えなく轟沈しました (;´∀`)

 サンドブラストでツヤを抑えたケースと、ミラーのような光沢のダイヤル、この2つのコントラストが魅力ですね。ここぞという場所に使われた差し色のレッドも鮮烈。コンセプト的に〝最も完成されたコーニッシュ ヘリテージクロノグラフ〟ではないでしょうか?? モード系のファッションで決めたい人にも刺さるかも!?

 世界限定349本ですが、実はまだ買えます (*´ω`*)

【3本目】March(3月) エベラール「CHRONO4(クロノ4)31129.01 CP」

2025年 購入 腕時計 EBERHARD CHRONO4
EBERHARD CHRONO4

 私なんて足下にも及ばないコレクターの方から「エベラールって興味あります??」と誘われて購入した「クロノ4(31129.01 CP)」。ちなみに以前は旧モデルを持っていたので、所謂〝買い直し案件〟になります。

 懐かしくも新鮮な久々の異形時計。2000年前後の腕時計年鑑には必ず収録されていましたし、それらを読み返す機会の多い私としては、ずっと熱いままの時計として「クロノ4」をお迎えしました。

 何と言っても「横位置のサブダイヤル」が目立つ「クロノ4」ですが、デカさ(42ミリ幅)もあって「視野に入れたことすらない」方もいると思います。実際、面と向かって「それは選ばないね」と言われたことも… (;´Д`)

 何となく4、5年前のパネライの不遇に似ていますが、要するに「クロノ4」という時計は、他の時計と比較して云々する時計ではないのです。この変わり種デザインが好きか嫌いか、その一点のみで判断するのが正しい時計だと思います。その辺りもパネライに似てるなぁ(笑)

【4本目】April(4月) リップ「CHURCHILL(チャーチル)T24」

2025年 購入 腕時計 LIP CHURCHILL T24
LIP CHURCHILL T24 お会いするときは必ず着けて下さる律儀な先輩

 私が購入した2本目のリップ「チャーチル」。2本とも「プレゼント用」としての購入でしたが、〝自分が使う時計とは異なる目線〟で探したとき、不思議なほど素直に「贈りたい!!」と思えるのがリップの「チャーチル」でした。

 日本人には馴染みの薄いブランドかもしれませんが、時計史に刻まれた数々のストーリーを知っていれば、そこに〝着ける喜び〟を感じてもらえるはずです。

 実際、ちょっとした贈り物に丁度良いお値段ですし、上品なレクタンギュラーケースとおフランスのご威光で、贈る私の〝センスの良さ〟をアピールする狙いもありました。いやらしいですか?? 大丈夫??(笑)

 デザインやケースサイズのバリエーションも多く、男女の別なく使えるラインナップであることも、選択の決め手になったと思います (*´∀`*)

【5本目】May(5月)ヴァルカン「Skindiver Chronograph(スキンダイバー クロノグラフ)590176A57.BAC201」

2025年 購入 腕時計 Vulcain Skindiver Chronograph
Vulcain Skindiver Chronograph

 〝好き〟の究極系は〝畏怖〟。本当に好きなものを目の前にしたとき、人は冷静さを失い、ただただひれ伏すしかなくなる… HMS表参道さんでのヴァルカン「スキンダイバー クロノグラフ購入」は、まさにそんな感じの体験でした。

 リリース情報は事前に聞いていましたし、その時点でダイヤルカラーも「この顔立ちなら、シルバーが良いなぁ~」と伝えていました。しかし、現物の威力は遥かに凄まじく、例えるならそれは、もはや〝啓示〟でした。

 実際、秒単位の逡巡もなかったと思います。「やっぱりシルバーだった」「シルバーで下さい!!」と伝えて購入。味のあるブレスレットに上品なバイコンパックス。差し色の使い方も秀逸で、私はこのヴァルカン「スキンダイバー クロノグラフ」で、自分史上最高の横目クロノを手に入れたと思っています。レビューも書かなきゃなぁ~

 実際、それ以来バイコンパックスを見る目が肥えて、他の横目クロノが刺さりにくくなりました。良いやら悪いやら (;´∀`)

【6本目】June(6月) 購入なし

 何も買っていません。私のことを「毎月何かしら腕時計を買ってるヤツ」と認識しているアナタ!! どうよ!? 買っていない(買えなかった)月だってあったのよ(泣)

July(7月) カシオ「EDIFICE(エディフィス)AUTOMATIC EFK-100YD-7AJF)」

2025年 購入 腕時計 CASIO EDIFICE AUTOMATIC
CASIO EDIFICE AUTOMATIC

 「デジタルのカシオが機械式を作った」… 数多の時計で彩られた2025年の時計界隈においても、この事実以上の衝撃はありませんでした。歴史が動いた瞬間を目撃したと思っています。

 百戦錬磨のカシオさんですし、その気になれば造作もなく〝機械式時計〟を作ることはできたはずです。それが何故〝2025年〟だったのか??

 腕時計全体が数年前ほど売れなくなっている現在、新しい切り口として「自動巻き3針」をリリースしたことは、流れに逆行する行為に見えないこともありません。しかし… だからこそカシオさんは自らが作り上げたデジタル帝国から一歩踏み出し、低価格機械式腕時計の世界に「橋頭堡」を築いたのではないでしょうか??

 「カシオが作る機械式も悪くないじゃん」と良好な印象を広めただけでも、2025年の機械式リリースは成功だったと思います。実際、「機械式の初モデル」とは思えないシブい仕上がりに、カシオさんの視野の広さを垣間見ました (*´∀`*)

【7本目】August(8月) カシオ(チプカシ)「F-91W-1JH」

2025年 購入 腕時計 CASIO F-91W-1JH
CASIO F-91W-1JH

 ここらで、デジタルウォッチの大基本である「F-91」について纏めようと思い立って購入した「F-91W-1JH」。掲載時のビジュアルのインパクトを狙うため、色違いを合わせて2本大人買いしました。つっても、価格は知れたもの。ホンマにありがとう!!カシオ先生!!

 買って、触って、使って、いやらしい目で観察しましたが、よ~く解りましたね。これが完成品なんですよ。ほとんどの人がこれで間に合ってしまう性能を持っているんです。いやホント、時計という存在として、一切、非の打ち所がありません (*´ω`*)

【8本目】August(8月) カシオ(チプカシ)「F-91WM-9ACF」

2025年 購入 腕時計 CASIO F-91WM-9ACF
CASIO F-91WM-9ACF

 そしてこちらが色違いのF-91、ゴールドケースの「F-91WM-9ACF」です。ぶっちゃけ、このゴージャス感はどうですか?? 腕時計好きにとって、チプカシほど恐ろしい存在はありません。だって触れるたびに「時計なんてこれで十分じゃないの??」という〝根源的な問い〟を投げかけてくるのですから…

 数百万円の時計が目の前にあっても、数千円の時計を着けたいときがある… 「F-91」を久々に購入したことで、数百倍のお値段の時計から「左腕」の常座を奪うこともある〝チープカシオの恐ろしさ〟を再認識しました。

 ってなわけで〝物欲の夏バテ〟だったかもしれませんが、8月はひっそり静かなものでした。平行してひたすら「手放す候補の腕時計を選抜」して過ごしていましたが、ほらほら… 何かイヤな予感がしてきませんか?? (;´∀`)



年間購入総数「10本以内」は可能か??(怒濤の後半へ続く)

 実際、もの凄く耐えている感覚があって、その分のストレスは確実に蓄積されていたと思います。8月までたったの「8本」で済みましたからね。これであと4ヶ月、各月に1本ずつ購入したとしても「12本」で収まるわけですよ。良い感じだ!!(※腕時計馬鹿基準です)

 これで少ないと思える感覚の異常さは別として、月イチの購入ペースはすこぶる「理想的」です。上手くすりゃ~ 2025年は10本切れるんじゃね??… 余裕じゃん!!

 … なんて、ひと息ついちゃったのがマズかった。常識的ペース(?)の達成感と安心感で満たされた私の頭上に、天使(の姿をした悪魔)が降臨したのはそれから間もなくのことでした (;´Д`)

【9本目】September(9月) グランドセイコー スプリングドライブ クロノグラフ マスターショップ限定「SBGC007」

2025年 購入 腕時計 Grand Seiko SBGC007
Grand Seiko SBGC007

 良い感じのペースで来ているし、ここらでガツンとくる一本を購入しても構わないだろう… 頭上では天使が「良いよ~♪ 買いなよ~♪」と祝福のラッパを吹き鳴らしていますし、9月の腕時計購入には「完全な正当性」がありました。あったはずです (;´∀`)

 そんなわけで「なんかこう… 今まで味わったことのない気分を味あわせてくれる時計はないものかしら??」と腕時計関連の販売サイトをハシゴすることにした私。

 すると、謎のレコメンド広告として現れたのがこの時計、10年以上前にリリースされたグランドセイコー「SBGC007」でした。シュッとしたデザインの多いGSの中で、異様に目立つ〝曲者クロノグラフ〟SBGCシリーズ。同じく〝変わり者〟と言われることの多い私に、「オレたちって似てるよな??」と妙なシンパシーを感じさせてきた時計です。

 ですので私としてはもっと早く… 何ならリリースされた瞬間に買っておくべき類いの時計でした。ところが、高級時計と言われるジャンルで〝日本製を二の次にしてしまう悪癖〟が、それを躊躇させてきたワケでして…

 今回、マスターショップ限定だった「ディープグリーンダイヤル」が見事に突き刺さり、購入へと至った「SBGC007」に関して言えば、レコメンド広告を見たタイミングが私の物欲モメンタムの高まりと完璧に合致しました。躊躇を感じる暇すらありませんでした。

 ほぼ偶然の〝出会い〟から、最速のマリアージュ。こうして「時計人生初のスプリングドライブ」が私の下にやってきました (*´ω`*)

【10本目】September(9月) スペースワン「BLUE TITANIUM TELLURIUM(ブルーチタニウム テリリウム)」

2025年 購入 腕時計 Spaceone BLUE TITANIUM TELLURIUM
Spaceone BLUE TITANIUM TELLURIUM

 本年はこんな私の下に『天文時計』が舞い降りた記念すべき年でもあります。スペースワン「テリリウム」。文字通りスペーシーなデザインのケースに英知の粋とも言える「天体モジュール」を搭載したスゴい時計です。存在を認識した瞬間から〝使う使わない〟〝着ける着けない〟関係なく「とにかく欲しい」と思わせる時計でした。

 私のコレクションにおける貴重な「ゲームチェンジャー」として、凝り固まった認識を撹拌する役割を任せるのに、これ以上の時計はない。いずれは見付け出したい「腕時計って何だろう」という根源的な答えに辿り着くための〝道標〟になるはず… 何が何でも「テリリウム」が欲しかった最大の理由はこれに尽きます。

 ってなわけで、遊んだ風体の時計ですが、私が期待するところは至極真面目なものでした。この時計に関しては、そんな風に思わせる「哲学的な深み」を感じずにはいられません。

【11本目】September(9月) ファーランマリ「Nero Sabbia(ネロサビア)」

2025年 購入 腕時計 Furlan Marri Nero Sabbia
Furlan Marri Nero Sabbia

 イベントに招待され、初めてじっくりと拝見した『ファーランマリ』の時計。新作を中心に完成度の高い仕上げに骨抜きにされる参加者たち… 参ったな、こんなに実力派だったんだ、ファーランマリって。

 そこには、すでにGPHGの冠など必要ない時計が並んでいましたが、私がやられたのは新作ではないモノコンパックスのクロノグラフ「ネロサビア」でした。

 次々に差し出される新作たちの魅力に目眩を覚えつつも、ファーランマリ購入の最初の一本に相応しいのは「ネロサビア」だと思いました。そもそも私は「原初」だったり「アーキタイプ」だったり「ファースト」だったり、とにかくラインナップのスタートをイメージさせるような時計が好きなのです。GPHGを獲ったモデルが目の前にあったら、間違いなくそれを購入したはずです。

 GPHGモデルではありませんが、ファーランマリの仕上げに対する緻密な拘りが解りやすく味わえる「ネロサビア」からも、原初の匂いがしました。ダイヤルデザインとメカクオーツ『VK64』の相性が抜群で、それをモノコンパックスとして使うセンスにも完敗でしたね (*´∀`*)

【12本目】October(10月) ミナセ「DIVIDO(ディヴァイド)」

2025年 購入 腕時計 Minase DIVIDO
Minase DIVIDO

 急に参加することになったとあるイベントで購入したミナセさんの「ディヴァイド」。会場でたまたま販売員さんと視線が交錯。何となく意気投合して時計を拝見しつつお話を伺ったら… ダメでした(笑)

 単純に、こういう時計が作れる日本ってスゴいなぁ~、ミナセさんの技術はスゴいなぁ~と感服。旧モデルでしたけど、ウチのコレクションで何とも被らない独立性の高いポジションの時計が手に入りました。

【13本目】October(10月) ミナセ「HORIZON(ホライゾン)」

2025年 購入 腕時計 Minase HORIZON
Minase HORIZON

 というわけで、勢いの2本目(笑)「ディヴァイド」購入と同時に、四角い顔の「ホライゾン」も購入してしまいました。流れって恐ろしいですね (;´∀`)

 とはいえ、さすがは〝腕時計馬鹿〟のワタクシ。この2本を横に並べて見ると、ミナセの設計思想や哲学、そういった形にならない〝想い〟のようなものがしっかりと伝わってきたからです。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。良いですよ~ ミナセ (*´∀`*)

【14本目】October(10月)サルヴァトーレ フェラガモ「Vega(ベガ)」

2025年 購入 腕時計 FERRAGAMO Vega
FERRAGAMO Vega

 もちろんプレゼントするために選んだレディース時計でしたが、メンズとは異なるサイズ感、ケースとブレスレットのバランスが楽しくて、パシャパシャと写真を撮りまくってしまいました。

 ガチな腕時計好きの方からは侮られがちな〝ファッションウォッチ〟ですが、実際、ガチな腕時計と雲泥の差があるかといえば、そんな訳はありません。フェラガモさんの「ベガ」もやることはやっています。感心させられる部分も沢山ありました。

 「腕時計命」みたいな愛好家とは別の距離感で腕時計を楽しむための〝ファッションウォッチ〟ですからね。そういうジャンルに属する時計としては、本当に良く出来た「ベガ」だと思います (*´ω`*)

【15本目】November(11月) アクアスター「BENTHOS Professional(ベンソス プロフェッショナル)」

2025年 購入 腕時計 AQUASTAR BENTHOS Professional
AQUASTAR BENTHOS Professional

 これまた買うしかなかった、我が愛しのアクアスター「ベンソス プロフェッショナル」です。黒い時計マイブームもここに極まりました。

 初めてのCラインケースダイバーズでしたし、しかもこれほどまでに美しいブラックを纏っているわけで、こりゃあもう、逃すとか他の人に回すとか(日本に一本だけ入荷ということもあって)そんな発想は全くありませんでした。とにかく「この子はワシが意地でも連れて帰るんじゃ」… そんな感じ。直後から色んな人に言われましたよ。「ベンソス プロは私も狙っていたのに…」と(笑)

 「ベンソス プロフェッショナル」の素晴らしさは、コチラの記事でも余すところなくご覧いただけます。読んでいない方は是非!!

【16本目】November(11月) カシオ「DW-5600RGM-1JR Origami Design(折り紙デザイン)」

2025年 購入 腕時計 CASIO DW-5600RGM-1JR Origami Design
CASIO DW-5600RGM-1JR Origami Design

 某販売店さんの〝X〟でたまたま見た在庫報告に触発され、お値段の安さもあってポチッと行ってしまったG-SHOCKの「折り紙モデル(DW-5600RGM-1JR Origami Design。わざわざ九州のお店から取り寄せるという〝エクストリームお買い物〟を敢行しました(笑)

 「G-SHOCKの基本形」ですし、時計としては好きも嫌いも超越した存在です。要するに当該モデルのコンセプトが気に入ったなら〝迷わず買い〟。そんな風にライト気分でポチれちゃうから、カシオが増え続けるんですよ

 そう言えば皆さん、「バンフォードのG-SHOCK(GM-5600BWD-1JR)」って応募されましたか?? 『当選』された方はおめでとうございますです。私?? 私は落選しましたけどねっ(笑) 悔しいなぁ~ レビューしてみたかったなぁ~ ( ;∀;)

【17本目】November(11月) エポス「Octagon(オクタゴン)3512ss.a.l」

2025年 購入 腕時計 EPOS Octagon
EPOS Octagon

 某販売店さんのシークレットイベント(みたいなのに呼ばれること増えたなぁ~)で見初めたエポスさんの「オクタゴン」。見付けた瞬間に弾けましたね。「何これ!? めっちゃ可愛い」と。こんなに愛らしい時計をエポスさんが作っていたなんて知りませんでした。レビュー前の購入報告ですので詳細は控えますが、一つだけ… 皆んな大好き「プゾー 7001」搭載です。

 故にめっちゃ薄いわけでして、腕載りが最高レベルです。普段はあまり拘らない方ですが、薄い時計って素晴らしいですね。そこにあるだけで、佇まいが上品で美しい (*´ω`*)

 でもって、ダイヤルなんかも最高でして、正直「エポス… 本気出したな!!」と感服した次第です。早くレビュー纏めないとですね!!

【18本目】December(12月) プレジダス「Victory Watch – Blue(ヴィクトリー ウォッチ ブルー)」

2025年 購入 腕時計 PRAESIDUS Victory Watch
PRAESIDUS Victory Watch

 東京には〝軽々しく暖簾をくぐってはいけないお店〟が星の数ほど存在しますが、東京異動以降の私にとってそれは、たった一軒のお店を意味します。「H°M’S” WatchStore 表参道店」のことです。

 ワタクシ何気に自信があるんですよ。公式以外でこのお店のことを連呼した一番は、弊サイト「腕時計喫茶」で間違いないと。頼まれたことなんてありませんよ?? 勝手に購入して、勝手に愛を叫んでいるだけです (;´∀`)

 そう言えば先日、上品なウォッチケース(ポーチ)の展開で人気の「CELIEU(セリュー)」の代表から「久しぶりに会いましょう!!」と誘われました。お互いに東京人ではありませんし、待ち合わせはどこにしようかなぁ~ 解りやすい場所が良いなぁ~ ということで、2人とも間違いなく合流できるロケーション「HMS表参道店」さんを指定した私。はい、それがそもそもの間違いでした(汗)

 何というか… 気が付けば腕時計が増えていました。それがプレジダスの「ヴィクトリー ウォッチ」です。購入した(させられた?)のは、ゴールドケースにブルーダイヤルが粋な〝世界限定モデル〟。店長が本国から無理矢理ぶっこ抜いてきた、3本のうちの1本をいただきました(これに関してはオモロイ展開がありましたので、それも含めて後日にレビューさせていただきます)

【19本目】December(12月) スペースワン「WORLDTIMER TITANIUM(ワールドタイマー チタニウム)」

2025年 購入 腕時計 Spaceone WORLDTIMER TITANIUM
Spaceone WORLDTIMER TITANIUM

 来たか… 遂に来よったな!! とにかく、この時計を待っていました。だって… めちゃめちゃ格好良いんだもん!! いやマジでヤバいぞ!!「ワールドタイマー チタニウム」

 レビュー記事もまだですし、ここでは詳しく述べませんが、何せコンセプトが面白い。それでいてどこかハイセンスでお洒落。計器のようなアートのような… テリリウムにも共通する「腕時計の枠で括れない自由さ」こそが、スペースワンの魅力です (*´∀`*)

 11、12月と本業が忙し過ぎてだいぶくたびれてはいますが… 頑張ってレビュー記事まとめたいと思います!!

【20本目】December(12月) ニバダ グレンヒェン「F77 CHRONO MECAQUARTZ BLUE(68000Q77)」

2025年 購入 腕時計 Nivada Grenchen F77 CHRONO MECAQUARTZ BLUE
Nivada Grenchen F77 CHRONO MECAQUARTZ BLUE

 ラブストーリーに限らず〝腕時計とのご縁〟だって、それは唐突にやってくるワケでして…

 H°M’S” WatchStore… っていうか、表参道の〝店長さん〟ですわ(笑) 全てはあの人の手のひらの上。私の「急所」なんて隅々まで把握されているはずですからね。でなければ、僅かな期間で「プラチナ会員」になんて、のし上がれるわけがありません。

 そんな関係性を象徴するかの如き2025年最後の一本が、H°M’S” WatchStore 表参道で購入したニバダ グレンヒェンの「F77 クロノ メカクォーツ」です。振り返れば結構な数を買っています。ニバダの時計。

 個人的な本音を言えば〝全モデル欲しい〟ニバダ グレンヒェン。とはいえ、そんな資金はどこにもありません。

 ですので、計画的に「ラインナップ縛り」を講じることで、現在所有中のライン以外には手を出さないよう〝健気な努力〟をして参りました。具体的には「デプスマスター」「クロノスポーツ」そして「F77」〝買わない枠〟に設定。

 ね!! そうやって耐えてきたのですよ。ぶっちゃけ「F77」なんて欲しいに決まっているじゃないですか?? それなのに… これまで悶々と苦悩してきた青春の日々を返せ!!(笑)

 ってなわけで、何気に好きな「VK64 メカクォーツ」搭載の「F77 クロノグラフ」を購入しました。鮮烈なブルーのウーブン・ダイヤル(織物を模したダイヤル)、忠実な復刻を目指した先行作「マーク1」とは異なる〝今風の使い心地〟を追求した「マーク2デザイン」に、心底やられました。

 「マーク1」「マーク2」… 表面的な見た目はほとんど同じですが、腕に載せると「全くの別物」でした。そうなんです。「忠実な復刻」「進化」、同じ顔立ちで2つの路線を楽しめるのが、ニバダ グレンヒェンの「F77 コレクション」なのです。2025年のラストとしては、中々シブい着地点なんじゃないかしら~ (*´ω`*)



 何か忘れている気もしますが… 「購入総数20本」でした。たぶんこれで全部です。10本以内?? 〝寝ぼけてるんか??〟でしたね(汗)

 おっと!! 購入品ではありませんが、こちらも忘れちゃダメな「2025年、思い出の一本」です。

【いただき物】ケンテックス 「MARINE(マリン)GMT アイスブルー MOP(S820X-12)」

2025年に頂戴した腕時計 KENTEX MARINE GMT
KENTEX MARINE GMT

 ある意味それは、腕時計喫茶の活動が報われた瞬間でした。頂戴したケンテックスさんの「マリンGMT」を見ると、あのときの感動が蘇って参ります。

 こちらが勝手に取材をお願いしたにも関わらず、快く迎えて下さったケンテックス社代表には感謝の言葉もありませんが、まさか人気モデルの一本を授けていただけるとは… 夢にも思いませんでした。

 ガツンと来る存在感に同居する繊細さ、大型ケースであることを言い訳にしない、高い腕載り性能… 元来、ガツン系の腕時計が好きな私にとって、それはまさに「どストライク」

 見たことがない、腕に載せたこともないと言うのであれば… 量販店で構いません。載せましょう!!「ケンテックスって、こんなに良い仕事してたのか!!」と、ビックリしますから。

最後に… 2025年の腕時計購入を総括

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来年は目の前にある時計と語り合う1年にしたいものです (;´Д`)

 何せ怒涛の後半ですよ(笑)ぶっちゃけこんなに調子に乗っていたとは、今の今まで気付きませんでした。反動なんですねぇ… 要するに「我慢は良くない」ってことです。身体にも精神にも、おサイフ的にも(汗)

 ってなわけで、溜めに溜めた鬱屈が暗黒闘気のように放出された結果が、後半以降の無茶買いの正体でした。

 とは言え、今年は一本も7桁を越えていません。そういう衝動も何度かありましたが、力一杯引いた〝物欲のサイドブレーキ〟でことごとく回避できました。「一括で支払える額の時計しか買えない縛り」があったればこそですね。

 2025年の購入に何らかの〝傾向〟があったとすれば、買えなかった時計に対して引きずっていた想いの解消と、意識的な未来への投資だったかもしれません。

 GS「SBGC007」「ミナセ2本」の購入は過去のやり残しに対する〝精算〟、スペースワン2本は今後の腕時計趣味に活力をもたらすための〝燃料〟の意味合いが強くありました。いずれにせよ、腕時計趣味人としての「過去と未来」、同時平行的に「現在のあるべき姿」を模索した一年だったと思います。合算するとそれなりの痛い出費でしたが、無理矢理にでも「意味はあった」と思うことにします。

 でもでも!! 本来は腕時計購入に「意味なんて要らない」のですよ。見初めた時計があれば純粋に欲しくなる… その気持を大切にしての行動であれば、流行も二次市場価値も気にする必要はありません。そんなことよりも、誰も知らない「隠れた名作」に出会ったときの喜びを、読者の皆さまと共有できる「腕時計喫茶」であり「砂布巾」でありたいと考えています。

 2026年も腕時計の神さまが、皆さまの下に素敵な一本を届けてくれますように (*´∀`*)

おまけ:

 2025年は15、16本の腕時計を手放しました(曖昧なのは振り返りたくないから…) 売っても大した金額になりそうにない時計の中には、軽い感じで進呈したものもあります。

 その際に珍しく「腕時計の下取り」を利用しました。使わなくなった一本を購入時にお店へ差し出すことで、その評価額をそのまま次の時計代に充ててもらえるという仕組み。裏技というほど大げさではありませんが、今更ながら〝こりゃあ良いや〟と感じた次第です。

 3本売って1本買うみたいなことを繰り返せば、腕時計本数の「自然減」も見込めます。例えるなら、ゲーム「女神転生シリーズ」における『悪魔合成』。数本の腕時計を失う代わりにより上位の悪魔… じゃなくて「腕時計」を獲得できると考えれば、淋しさよりも幸せの方が僅かに勝るかもしれません。

 この調子で26年も「腕時計コレクションの削減」を続けるつもりですが、問題は〝手放した数以上の腕時計を買ってしまうバカ〟をやりかねないところ。2025年も結局のところ、増減で言えば「プラス」でしたからねぇ(汗)

今回の撮影機材:Sony α7R V(Debut)、Sony 100mm F2.8 Macro GM OSS、Sony 70-200mm F4 Macro G OSS II、TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2(Adobe Lightroom で編集)

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ご意見・ご感想

コメント一覧 (2件)

  • 明けましておめでとうございます〜
    今年も楽しんで拝見致します!

    改めて見ると結構な本数ですね〜
    ラインナップの渋さからガチ感が伝わってきます。笑

    ミナセくらいからタガが外れた感じがしますがどうでしょうか?笑

    まだまだレビューを控えてる子たちもいたんですね!
    ワールドタイマーチタニウムのレビュー楽しみにしております!

    • 明けましておめでとうございます!!
      Y太さま、本年も熱いコメントお待ちしております(笑)

      結局、20本の大台に乗せてしまいました。
      途中まではコントロールできていた気がするんですけど… ミナセですかね?? やっぱり(汗)
      レビューがまだの時計に関しては、活きの良いヤツらから書いていきたいと思っています。

      そんなこんなで、本年もよろしくお願いいたします~ (*´∀`*)

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